皆さんおはこんばんちわです。
車中泊生活歴10年以上の匠考太郎です。
皆さんは職質って受けたことがありますか?
職質とは、警察の方が犯罪を犯したものや犯罪を犯そうとしている恐れがあるもの、何らかの犯罪に関係していて何か知っているかもしれないものに対して停止を求め質問することです。
そう聞くと職質されると「怪しい人」と間違えられている感じがして職質されると何もしていないのにきょどってしまったり、変に緊張してしまったりしますよね。
我輩の場合、もう慣れっこになってしまっているし、コンビニで努めていることもあって警察の方とはお仕事で捜査協力なんかも経験があるため何ともおもいません。
でも、あまり機会のない方にはちょっと興味の引く話ではないでしょうか。
今回は職質を何度も受けたことのある我輩が、
「車中泊で職質を受けた場合どんなことを聞かれるのか」
について詳しく話していこうと思います。
事前に知っておけば、緊張したりすることもないので落ち着いた対応を取ることができますし、変に勘繰られて名が引くこともないでしょう。
車中泊をしていて職質を受けた時に聞かれること
我輩が職質を受けて聞かれることは大体こんな感じです。
最近では車中泊をされる方は増えていっているらしいですね。それにともなって、事件に巻き込まれるケースも少なくないようです。
警察の方が巡回中に声をかけるのは、安否確認の面もあってのことなのだそう。
我輩が停泊している場所は、仕事柄コンビニやパチンコ屋の駐車場、スーパーの駐車場、公園などです。
そして一番職質を受けたことのある場所としてあげるとしたら、
「コンビニの駐車場」
「パチンコ屋の駐車場」
がダントツです。
あまり受けたくない人はこの2つは避けましょうね(笑)
車中泊中に職質を受けた時の対応の仕方
次に、車中泊をしていて職質を受けた時、手早く帰ってもらうためにはどうしたらよいかです。
それは警察の方の質問に対して相手の目を見てすべて答えることが一番です。
ここで変に何かを隠してしまったり、言葉に動揺が表れてしまうと変な詮索をされてしまいます。
警察の方って言葉の使い方や話している時の表情、仕草などを見ています。
変に目線を逸らしてしまったり、あやふやな部分があると質問がどんどん増えていく傾向にあります。
時には車の中を調べられたり、車から降ろされボディチェックまで受ける羽目になります。
車の中を調べられた時に、調理用の包丁なんて所持してしまっていたら…?
「一度署までご同行願えますか?」
なんてことにもなりかねないじゃないですか。
(我輩はないですよ?任意同行なんて)
我輩が車に包丁や果物ナイフを持たないのもこれが理由だったりします。
「荷物検査の時に見つかった時、説明するのがめんどくさい」
からです。
我輩が受けた職質エピソード
それでは、実際に我輩が車中泊生活中に職質を受けた際に「めんどくさいことになった」エピソードをご紹介します。
我輩はもう何度も職質を受けているため慣れっこになってしまっているため、大体はほんの数分?くらいで警察の方には帰ってもらっているのですが、警察の方も様々で、
「なんでそんなに聞いてくるの?」
と根掘り葉掘り聞いてくる警察官もいらっしゃるんですよね。
「アニメ見てただけなのに…」
なんてこともしばしば…。
こんなこともあるんだな程度に読んで頂ければと思います。
その1:「数時間の間に2度も職質を受けてしまったお話」
我輩が数時間の間に2度も職質を受けたのは、パチンコ屋の駐車場で時間つぶしをしていた時です。
当時の勤務がたしか早朝シフトを終えて、午後からもう1シフト入っていて家に帰る時間がめんどくさかったんです。
こんな時は大抵、車の中で漫画やアニメを見て時間つぶしをしています。
まず1回目。我輩が車でアニメを見ていました。パトカーが我輩の車の前を横切ります。ここで我輩はパトカーに目をやった時に
「あ、警察ね…」
と認識した程度でまたすぐアニメに目をやったんですが、これが警察の方には「不審者」認定になってしまったようです。
パトカーの中には3人の警察官が登場されていて、車を停めて3人とも降りてきました。
我輩の心の声「うわ…めんどくさ…」
我輩はそう感じながらも窓を開けて警察官に応えます。
警察官A「何をされているんですか?」
から始まった職質…。
するともう1人の警察官が、
警察官B「一度車から降りてもらってよいですか?」
と言ってきたので
我輩「え?なぜですか?」
と確か聞いてしまったと思います。
すると、
警察官A「ちょっとこちらでお話を聞かせてほしいんです」
と言われ車から降ろされ、もう1人の警察官が車の中を覗き込んでいました。
中にはいろいろ荷物を乗せている我輩の車。
寝袋にテーブル、備蓄している食料品の数々が見えたと思います。
警察官C「車の中を調べさせて頂いてよろしいですか?」
この時、我輩は警察官Bにボディチェックを受けてます。
その間にもいろいろ質問をしてくる警察官A。
もう公開処刑ですよ。
パチンコ屋の駐車場で。通り過ぎる車はみんな「なにごと?」みたいな目線で見ていましたから。
ま。危険なものなんて何も乗せていないので。
捕まることもないんですがね。
いろいろされて。聞かれて30分くらいでしょうか。
警察の方が帰られて。
たぶん1時間は経ってなかったと思います。
またパトカーが我輩の車の前に停まるんです。
そしてこっちを見ています。
なんでそんなに頻繁に巡回にくるんでしょう。
警察の方が1人降りてきました。
さすがに少しイラっとしてしまい。
2回目は我輩が自ら降りて、事情を説明してお引き取りを頂きました。
我輩「さっき30分も経ってないくらいにすでに職質受けたよ!無線で確認して!」
ちょっと「え?」ってなってはったけど、一応免許証も見せて、簡単には質疑応答はしたんだけど。
ささっと帰ってくれました。
その2:「職質は拒否ると余計に長くなる」
職質は一応ね。調べてみると「任意」です。
だから拒否することもできます。
しかし、拒否することは警察の方には「何か怪しいことがある」と認識されてしまうんですよね。
だから、もっとややこしいことになってしまう可能性が高いです。
前述した
「ボディチェックを受ける羽目になる」
「車の中を調べられてしまう」
ことになると結構めんどいです。
我輩の場合だと、めんどさそうに対応していると、話がながくなっちゃう傾向にありました。
我輩は自分から話すようにしています。
「仕事場がコンビニで、今は仕事の時間まで時間つぶしをしている」
「急な呼び出しに応えるためになかば車中泊生活になっている」
などなど。
自分の状況を先に話すことで、警察の方が知りたいことを伝えるのことが、このめんどくさい職質で取られる時間をできるだけ短縮できる手段なわけです。
その3:「いっそのこと我輩の車のナンバー覚えて周知してくれとお願いしたお話」
実は我輩。
自分の働いているコンビニの駐車場でも職質を受けたことがあります。
「そんなに怪しいのか?我輩は」
なんか車中泊生活が悪いことしてるのか?と感じてしまいますね。
警察の方も「仕事なんだから」。
仕方ないよね。
そう思って流していますが、何回受けてもあまり良いものではありませんね(苦笑)
それでも自分の働いているお店の駐車場で職質を受けたときは、
「もう我輩の車のナンバーを覚えてほしい」
と警察の方にお願いしました。
これには警察の方も
「そうですよね。ここで見かけてもこれからはお声がけはしないようにしますね」
とおっしゃってくれました(^^;)
まとめ:最近車の中で寝泊まりしている人は増えた
今回の記事では、車中泊は職質を受ける可能性があることを踏まえて、職質を受けた時の対応策について実体験をもとにまとめてみました。
最近様々なところで場所を変えつつ、車中泊生活をするようになって感じるのは、車の中で過ごされている方が前より増えたなって感じます。
中には我輩以上に荷物を車に乗せていたり、車の窓ガラスを全て目張り?して中が見えないようにしている車がポツンポツンとあったり。
ひょっとしたら、車中泊生活を余儀なくされてしまっている方が、我輩の住む周りにも増えてきたのかなって感じています。
車中泊生活は、正直キツイです。
数日なら「楽しかった」で終わるかもしれません。
熟睡なんてあまりできないし、やはり布団の心地よさに勝るものなんてありません。
人には、拠点となる住居。
やっぱりあった方が良いですよ、ホンマに。
我輩は、車中泊生活の生活費を副業のwebライターで稼いで凌いでいます。
何か打開策を見つけてほしい。
そして、頑張ってこの生活から抜け出してほしいなって思います。
車中泊生活をもし望んでするなら、車内をもっと快適に過ごせるよう工夫できるようにしたいですね。
それができるようになれば、ホントの意味で車中泊生活を「楽しむ」ことができるのではないでしょうか。