引きこもり中年オヤジの車中泊生活日記

月の半分は車で生活をして10年以上。生活困窮者「匠」の車中泊生活の中での体験、経験とライターとして身につけた知識を集めたブログです。

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引きこもり中年オヤジの車中泊生活日記⑧|福井県への車中泊旅

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仕事でとあるミスをしてしまい、大きく凹んでしまった我輩は、引きこもり衝動が襲ってくる。今回も、いつものように現実逃避したくなった我輩にとって、福井県への取材は格好の理由になった。


自分のブログで書いている、福井県の道の駅へ取材しに行こう。


ライターをしていた頃、様々な車中泊記事を書いていたころにあったときに行った取材旅行。今回は自分のブログ記事で行こうとしている。何の利益もない車中泊旅だが、我輩が引きこもりたい、現実逃避したいという願望にはもってこいの理由になった。


そしてその福井への車中泊旅が、また嫌な体験をすることになるとは思いもしなかった。




まずは福井県の道の駅 越前へ目的地を定める


今回の福井県への車中泊旅の名目は、以前書いた福井県の車中泊スポット記事の具体性を高めるためというのが理由である。

ネットから検索した画像や情報だけでなく、現地の写真や実際に行ったときの感想、体験などは大きく”独自性”を上げてくれるからだ。



「海を見に行きたい」


これが本音。

広大に広がる海を見て、気持ちを落ち着かせたかったのである。過去にも何度か人生に行き詰ってしまったときにも行った福井県で見れる日本海。


我輩の住む滋賀から行ける、そう遠くはない身近にあって、自然を肌に感じられる場所である。




福井県の越前市に向かう道中では、滋賀から福井への県境の山越えは良いドライブコース。自然の中を愛車で走っているとすがすがしく気持ちが良い。


山を抜けていく見えてくる海に、胸が高鳴る。
海岸線を走り、横から見える景色は格別だった。海岸線にはときより休憩スポットというか、車を停めて一息つける場所があるので、そこに車を停めて海を眺めるのも良いものだ。



近くて釣り好きの方が釣りを楽しんでいる隣で、海を見ながら精神を少しずつ整えていく。

県境の山道で雲行きが怪しくなり、雨に降られてしまい天気が気になっていたのだが、海が見えてくると曇っていた天気も次第に回復し、大きな雲から太陽を見せてくれるようになった。



海岸線から見える先の見えない海と。
振り返れば山。空には積乱雲から見える太陽がまぶしく、9月後半とは言えまだ少し夏の名残りを感じさせる。



道の駅 越前に到着すると、目的である取材のため、施設内をフラフラ歩いていく。懐に余裕があれば、レストランで海鮮料理を堪能したりできるのだろう。


越前ガニの食べ放題とかもとても魅力的に感じたが、今の我輩にはそんな余裕はまったくない。
近くにあったファミリマートでカップラーメンを買い、海を見ながら麺をすすっていた。


道の駅 越前からいざ東尋坊へ

2日目、いざ福井の観光スポットである”東尋坊”へ。

道の駅 越前から東尋坊へは、約1時間の距離で行けるため、ここを拠点にして観光を楽しむのがおすすめ。






と、思っていざ東尋坊へ向かうのだが、目的地が近付くにつれ調子が悪くなっていく。

自分の体調も。車の様子も。
まず、運転中、天井に設置しておいた天井収納の落ちてきて、事故りそうになった。外れないように固定しておいたストッパーと、二重にしばっておいたハズの結束バンドが夏の車内温度によって消耗していたのかもしれない。



車を停めて、持っていた道具箱の中にあったもので応急処置をして、再び目的地である東尋坊を目指す。


今回の旅では、工事中で片道通行になっているところが多かった。
そして、幾度もトイレに駆け込むことになった。


体調がどんどん悪くなる。



”虫の知らせ”



なのかもしれない。
我輩は引き返すことになる。




東尋坊を諦めて次なる目的地である道の駅 若狭おばまへ


福井県にある「道の駅 若狭おばま」へ進路を変えて、引き返すことにした我輩は、体調を回復させるために道中の途中にある「道の駅 若狭美浜はまびより」に立ち寄る。


我輩はここで一泊することした。
朝、目覚めると、体調は回復していたので、「道の駅 若狭おばま」へ向かう。



福井の道はとても走りやすい。都会のように道が入り組んでいるわけでもなく、分岐も少なくて助かる
(それでも度々道を間違うのだが)



我輩が道を見失う理由は、電波のせいだ。(思い切り言い訳である)
我輩はポケットWi-Fiを持っていて、通信関係はそのポケットWi-Fiに身をゆだねているからだ。


走行中、とくに山道では電波が入りにくくなるため、Googleマップとの通信が不安定になり度々機能しなくなる。
Googleマップが迷走すると、我輩も迷走するのである。


迷走するのも旅の楽しみと思えば、それで良いのだ。


道の駅で車中泊で気を付けていること

道の駅での車中泊で、まず気にすることは、車を停める位置である。

トイレに近いところは、利用者が多いため我輩は離れた場所を好む。我輩は、停泊中車内に潜んでいるときに周囲に人の気配があると落ち着かないためである。



トイレに近い場所というのは、隣に車を停められてしまったり、人の歩く足音や車のドアを閉める音、エンジン音などがとても気になる。

よって我輩にとってトイレ付近に車を停めることはない。
たとえ、トイレから数百メートル離れた場所であっても、人気のない場所を好んで停泊するのである。



あとは、平坦であるかどうだ。
車内でフラットで眠れるようにしたことで気付いたのだが、微妙な傾きは寝ているととても気になってしまうのだ。

身体に抵抗を感じるというか。
寝心地が悪い。


疲れていて眠気が勝っているときは気にはならないときもあるかもしれないが、この傾きのせいで我輩は幾度となく目覚めの悪い何とも言えない朝を幾度となく経験している。



車中泊において、車のドアや天井はホントに薄っぺらく外の音をよく通す。

よく車中泊玄人が防音対策をされる方がいらっしゃるが、それができるのであればやった方が良いだろう。夜間はとても静まり返っている分、かすかな物音がとても耳につくのである。



今回の福井県で停泊した道の駅での車中泊では、夜間は静かで安眠できたと思う。

そして、車内での引きこもりはとても充実していて、いつもとは違う場所に居るというだけで、少し違った車中泊だった。



あとがき

今回の福井県への車中泊旅で、”東尋坊”行きを断念した理由について触れておこうと思う。

我輩は若いころ、”東尋坊”を訪れている。
旅行や観光ではなく。




自分の人生の幕を下ろすためである。




東尋坊では、実際にいくつか幕を下ろせる場所がいくつかある。我輩はその地に立ち、20年という短い人生を終わらせようとした。


そういった負の感情を呼び寄せる土地でもある場所。

幸いなことに、我輩は偶然なのか一本の非通知の無言電話と海から吹く風によって一線を越えることがなく今を生きている。


”虫の知らせ”


に敏感になったのもこのときからだ。
今回もその”虫の知らせ”があったわけだが、我輩はもうあの場所には立ち入れないなのかもれない。いや、まだ早いと言われているのかしれない。


そう。
まだ我輩にはやるべきことが残っている。それが芽吹くのが先か。枯れるのが先か。今後の行く末を見守って頂けると幸いだ。