引きこもり中年オヤジの車中泊生活日記

月の半分は車で生活をして10年以上。生活困窮者「匠」の車中泊生活の中での体験、経験とライターとして身につけた知識を集めたブログです。

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車中泊に必要なものって何?初心者が買い揃える必需品8選|車中泊のルールとマナー&車中泊ができる場所とは

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物価の高騰や収入面の不安から、節約ブームが起こっている近年、旅費を抑えられる車中泊旅は注目され、アウトドアブームによって車中泊に興味を持つ方は増えています。

「車中泊をやってみたい!」

と興味をお持ちの方は、車中泊に必要なものって何だろうと思う人も少なくないはず。そんなに難しく考える必要はありません。車中泊は、キャンプよりも手軽にできるアウトドアなのです(^^)


今回の記事では、車中泊に必要なものについて、初めての方が揃えると良いアイテムについてくわしくまとめています。

そして、車中泊をする際に必要な”知識”についても、事前に知っておきたいことについても一緒にまとめていますので、最後までじっくりちゃっかり読んで頂けると幸いです。
車中泊について知りたい方は、ぜひ読んでくださいね(^^)


記事の執筆者:匠 考太郎(たくみ こうたろう)
おもに車中泊を主とするアウトドア関連の記事を執筆している自称”車中泊ライター”。ライター歴4年目になる副業ライターで、自身も半車中泊生活を送っている。
本業はコンビニ店長、アニメをこよなく愛し、仕事が終われば車内に引きこもり自分の時間を有意義に送る生活をしつつ、たまにフラッと車旅に出かける。仕事の執筆も車内で行う引きこもり中年オヤジ。





車中泊に必要なものとは?まずは三種の神器を揃えよう!

車中泊の三種の神器「寝袋」

車中泊では、寝袋(シュラフ)は特に春秋や冬に必要不可欠です。

夏の暑い時期は不要な場合もありますが、山間部など夜間に冷え込む場所では必要になります。寝袋は、保温性、コンパクトな収納性、寝心地を向上させる役割があります。


〇車中泊に寝袋が必要な理由
  • 保温性:車内は外気の影響を受けやすい。寝袋は保温性に優れており、エンジンを止めていても暖かく眠ることができる

  • 収納性:布団に比べて軽量でコンパクトに収納できるため、狭い車内でもスペースを圧迫しない

  • 寝心地:座席の凹凸を軽減し、快適な睡眠をサポートする役割を持つ

  • 我輩は季節に応じで2つの寝袋を用意しています。主に「春秋用」と「冬用」です。

    車中泊においておすすめのは「封筒型」の寝袋。布団のように使えて寝返りも打てる。寝袋は車中泊において収納性が良くかさばらないのでとても重宝する装備品のひとつです(^^)

    寝袋に関してはくわしく書いている記事があるので良かったら見てね♬
    aniblo.info

    車中泊の三種の神器「サンシェード(目隠しカーテン)」

    車中泊にはプライバシー保護と暑さ・寒さ対策の両面からサンシェードがほぼ必須です。

    特に、夏は日差しを遮って車内温度の上昇を抑え、冬は窓からの冷気を防ぐ断熱効果が期待できます。また、外部からの視線を遮ることで、防犯対策にもなります。


    〇結論から言えば必要性はかなり高い
  • プライバシーと防犯:外部から車内を覗かれることを防ぎ、安心して休憩・就寝できる

  • 暑さ対策:夏の強い日差しを遮断し、車内温度の上昇を抑えられる

  • 寒さ対策:冬は窓から逃げる熱を減らし、断熱材の役割を果たす

  • 内装保護:紫外線によるダッシュボードやシートの劣化・色あせを防ぐ

  • エアコン効率:駐車中の車内温度上昇を抑えることで、乗車後のエアコンの効きを早め、燃費の節約にも

  • タントで車中泊をしていた頃は、自作で車内カーテンを作ったりしてました(^^)

    2代目車中泊車”スペーシア”では、フルセットのサンシェードにしました。断熱性に優れていて、取付も簡単♬
    車内の雰囲気からすれば、車内カーテンは結構雰囲気がでるので、車内に凝りたい方は追加で自分好みに作ってみるのも良いのではないでしょうか。
    


    車中泊の三種の神器「車中泊マット」

    車中泊にマットは快適な睡眠には欠かせないアイテムです。

    マットがないと、床の硬さや凹凸が体に響いて痛くなったり、地面からの冷気で体が冷えたりして、十分に休めないことがあります。

    車中泊でマットが必要とされる主な理由は以下の3つです。

    〇1. 身体への負担を軽減する
    床の硬さや凹凸を解消: 車の座席は平らでなく、段差や隙間があります。マットを敷くことで、これらの凹凸を埋めてフラットな寝床を作ることができ、腰や背中への負担を減らせます。
    体圧分散: 厚みのあるマットは体重を均等に分散させるため、特定の部位に圧力が集中するのを防ぎ、快適な寝心地をサポートします。

    〇2. 断熱効果で冷えを防ぐ
    底冷え対策: 冬場はもちろん、夏場でも夜間の地面は冷たくなります。マットは地面からの冷気を遮断し、体温が奪われるのを防ぐ断熱材の役割を果たします。
    快適な温度を維持: 断熱性が高いマットは、体の熱を逃がしにくくするため、寝袋の保温効果を高めることができます。

    〇3. 睡眠の質を高める
    良質な睡眠を確保: 快適な寝床は、睡眠の質を大きく左右します。自宅で眠るのと同じような環境を車内に作ることで、疲労回復を促し、翌日の活動に備えることができます。
    防災対策にも有効: 災害時など、避難所で車中泊をする際にも、マットがあればプライバシーの確保と安眠につながります。


    ぶっちゃけて言うと、最悪必要ないとも言えるんだけど(^^;)
    車中泊初心者の頃で言えば、シートを倒してフルフラットにして寝床をつくるのが一般的な手軽な車中泊になるんだけど、これに寝袋を使用すれば眠れなくはない

    少し我慢は必要だが…というレベルかな。
    車中泊マットはあった方が良いとは思うのだけれど、初回とかは別に必ず揃えよう!というレベルのものではないので、個人の好みで用意すれば良いと思います(^^)

    車中泊で”必要なもの”を揃えるポイントは寝床の準備


    簡単、手軽に車中泊をやってみたい!


    と考えるなら、最悪「寝袋」と「サンシェード」さえあれば車中泊は可能のです。

    フルフラットにして寝袋を広げれば簡易的な寝床は完成するのだから。車中飯はコンビニ弁当を座って食べれば良いしね(笑)

    簡単でしょ?(笑)
    でも、車中泊って案外キャンプ同様、初心者は時間を持て余す場合が多いので、車内で何かやりたいことを見つけておくのも大事です。

    そして、そのやりたいことをするために”必要なもの”を揃える。
    といった感じで揃えていく良いのではと我輩は思います(^^)

    日本初のアウトドアブランド「WAQ」の公式サイトはこちら♬




    車中泊に必要なものベスト5[初心者編]

    では、初めて車中泊をされる方や、車中泊に必要なものを揃えたい方が準備するものを紹介していきます。

    まだ揃えられていないものがあれば、準備しておくと良いですよ(^^)

    その1:車内照明器具

    車中泊をする場合、まず必要になるのが車内で就寝するまでの時間を過ごす際に使用する照明器具です。サンシェードを窓に取り付けると、車内は日光が遮断されて薄暗くなります。
    日が暮れるとほぼ真っ暗になってしまいます。

    ルームランプは手元を照らすぐらいの光度しかないため、車内全体を照らすための照明器具が必要になるんです。

    照明器具は、100均でも購入することができます。
    しかし、100均の照明器具だと乾電池式のものが多く、消耗品となってしまうためモバイルバッテリー内蔵の充電式の照明器具がおすすめです。

    ↑雰囲気を出したい方におすすめなレトロチックなLEDランタンもあります(^^)
    オイルランタンの方が味があって良いのですが、車内で使用するのはちょっと危ないので、なんちゃってLEDランタンが車中泊にはおすすめ♬

    その2:折り畳みテーブル

    折り畳みテーブルは、そんなに大きいものでなくて良いと思います。主に食事をする際に使用することが多くなると思いますが、そのほかくつろぎ中の物置きとして活用できます。

    車内で過ごす際の利便性という面では結構必要性の高いアイテム。


    〇折りたたみテーブルのメリット
  • 収納がしやすい: 折りたたんでコンパクトになるので、車内の隙間に収納できます。

  • 場所を選ばない: 車内だけでなく、キャンプ場や休憩スペースなど、さまざまな場所で使えます。

  • 作業スペースの確保: 車内で食事をしたり、書き物をしたりする際の作業台になります

  • デザインや収納性、使用用途によって自分好みのものを選ぶのが吉。
    我輩は、キャンプなどのアウトドア用はしっくりこなかったため、自宅で使用するようなタイプを使用していて、主に食事や作業台などに車内で使っていますね。



    その3:耳栓・アイマスク

    道の駅などで車中泊をする場合にとても重宝するのが「耳栓」。
    主要道路沿いにあることの多い道の駅では、夜間でも車は道路を通過するし、トラックが通ると結構耳障りに感じることがあります。

    また、トイレ付近の駐車スペースはドアの開閉音や人の足音も案外響くもので、寝つきの悪い方は耳栓をした方が良いと思います。


    車中泊において折りたたみアイマスクは、快適な睡眠を確保するために非常に重要です。
    車内は思っている以上に光が入ってくることが多く、特に眠りが浅い方にとっては安眠を妨げる大きな要因となります。


    〇車中泊でアイマスクをするメリット
  • 外部からの光の遮断: 駐車場や道路の街灯、対向車のヘッドライト、夜間の月明かりなどが車内に入り込むのを防ぐ

  • メラトニンの分泌を促進: 光を遮断することで、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が促され、スムーズに入眠しやすくなる

  • 睡眠の質を向上: 遮光された状態で眠ることで、中途覚醒しにくくなり、より質の高い睡眠を得られる。疲れをしっかり取ることで、翌日の運転も快適

  • 脳をリラックスモードへ: 目元を覆うことで、脳の活動スイッチがオフになり、リラックスした状態に

  • その4:モバイルバッテリー

    車中泊において、車内で使用する電気は「スマホ」や「タブレット」など様々。
    それらを充電するためのモバイルバッテリーもまた車中泊には必要なアイテムです。

    初心者のかたであれば、車内でまだ家電を使うことはないと思うので、モバイルバッテリーがあれば事足りるのではないかと思います。


    車中泊に慣れてくれば、車内でやりたいことが増えていくはず。
    そうなると、車内で使用する電気量や、電気小物や家電などに合わせて「ポータブル電源」を検討するのも良いんじゃないかと思います(^^)


    あと、モバイルバッテリーは侮れないアイテムのひとつ。

    きちんと”回収可能”なモバイルバッテリーメーカーを持つことが大切です。モバイルバッテリーは”消耗品”です。劣化が進むと容量が小さくなっていき使えなくなってしまうものなのできちんと廃棄できるものを選びましょう。

    我輩がおすすめしているメーカー”ANNKER”では、メーカーが回収してくれます。安いからと言って三流メーカーを買っていると処分に困ってしまうので注意しましょう。

    その5:クーラーボックス

    車中泊の醍醐味でもある”車中飯”をつくるため、冷たい飲み物を冷やしておけるクーラーボックスも、車中泊において必要なものと言えるでしょう。

    食材を安全に冷蔵保存しつつ現地に運べるので、とても便利なアイテム。
    我輩のように軽自動車での車中泊であれば、積み込める荷物の量には限界があるため、そんなに大きな容量のものは無理なため、ここでご紹介しているくらいの大きさがあれば十分かなと思います。

    愛車の大きさや、持って行きたい食材や飲み物の量で、考えてみましょう(^^)



    車中泊初心者がまず知っておきたい2つのポイント

    準備ができたらいよいよ車中泊旅に出発です。

    まずは近場から1泊2日のプチ車中泊旅に出かけてみましょう♬

    ただ、
    「ちょっと待って!」

    旅先でトラブルを起こさないためにも、事前に知っておかなければならないことがあるんです。車中泊は車が停められればどこでもできるわけではありません。


    ここでは車中泊初心者さんに、車中泊ができる場所と、車中泊をする際のマナーについて知っておいてほしいです。
    以下にまとめていますので、読んでおいてくださいね(^^)

    ポイント1:「車中泊ができる場所」


    車中泊ができる場所には、「RVパーク」や「オートキャンプ場」、「道の駅」、「サービスエリア」、「公共駐車場」などがあります。

    快適さや設備は場所によって異なるため、利用目的に合わせて事前に確認することが大切です。



    〇主な車中泊スポット
  • RVパーク:日本RV協会が認定した、車中泊専用の施設で、24時間利用可能なトイレや電源、ゴミ処理などの設備が整っていることが多いです。

  • オートキャンプ場:車ごと乗り入れられるキャンプ場で、炊事場やシャワー、トイレなどの設備が充実しています。日中にキャンプを楽しみたい人にもおすすめ

  • 道の駅:比較的に利用しやすい場所ですが、施設によって車中泊が許可されているかが異なります。必ず事前に許可状況を確認し、施設ごとのルールやマナーを守りましょう。

  • サービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA):長距離運転の休憩に適していますが、長時間の滞在はマナー違反となる場合があります。あくまで仮眠を目的とした利用に留め、他の利用者の迷惑にならないよう配慮が必要です。

  • 公共駐車場・コインパーキング:無料または低価格で利用できる場合がありますが、車中泊が許可されていない場所もあるため、事前に必ず確認が必要

  • Carstayステーション:キャンピングカーレンタル事業者が運営する、全国の車中泊スポット

  • 
    〇場所選びのポイント
    快適な設備を求めるならRVパークやオートキャンプ場、手軽に仮眠を取りたいなら道の駅やSA/PAなど、目的に合わせて場所を選びましょう。

    事前確認:多くの場所でルールやマナーが設けられています。

    利用前に必ず公式サイトや電話で情報を確認し、不明な点は問い合わせるようにしましょう。電源やトイレ、ゴミ処理などの設備が利用できるか確認します。特に、無料の場所は設備が限定されている場合が多いです。

    有料施設の場合は、料金体系や支払い方法を事前に確認しておきましょう。

    ポイント2:「車中泊マナー」


    車中泊のマナーは、騒音・ゴミ・場所取り・アイドリング・車外でのキャンプ行為を避けることが基本です。エンジンは原則停止し、車内灯もつけっぱなしにせず、出る際はゴミは必ず持ち帰ります。また、道の駅などをキャンプ場のように利用せず、長時間の滞在や私物化は避けましょう。


    〇車中泊マナーのポイント
  • アイドリング・エンジン停止:エンジンを長時間かけっぱなしにせず、騒音や排気ガスで周囲の迷惑にならないよう、停車時はエンジンをオフにしましょう。

  • 騒音に配慮する:音楽の音量や話し声、ドアの開閉音、ペットの鳴き声など、あらゆる音に注意し、日が暮れてからの大きな音は避けましょう。

  • ゴミは持ち帰る:自身のゴミは必ず持ち帰りましょう。

  • 車外での行為を控える:車外で椅子や机を広げて食事をしたり、炊事をしたりするなどのキャンプ行為はマナー違反です。調理は窓を開けて車内で行うようにしましょう。

  • 適切な場所を選ぶ:トイレや飲料水が確保できる場所を選び、防犯上危険な場所や、車椅子マークのある場所には駐車しないようにしましょう。

  • 公共の設備を私物化しない:駐車場を自分の場所のように使ったり、公共のコンセントや洗面所を私的に使用したりすることはやめましょう。

  • 長時間の滞在を避ける:道の駅などはあくまで仮眠や休憩の場所です。長期間同じ場所で滞在せず、次の場所へ移動する配慮をしましょう。

  • 



    まとめ:車中泊初心者でも車内に寝床が確保できれば車中泊は手軽にできる

    自分の愛車がもし座席を倒してフルフラットにすることが可能であれば、必要最低限の荷物を積み込むことで手軽に車中泊を楽しむことができます。

    やり込めば、装備を充実したいと考えるようになるかもしれません。

    キャンプなどのアウトドアと言えば、結構経験が必要な遊びに考えてしまうかもしれませんが、車中泊はそれほど難しくはないので、手軽に始められる趣味とも言えますね(^^)


    ただ、その手軽さが仇となってしまうことも度々発生してしまっていて、トラブルや問題視される事案も発生しているのも事実。

    ルールやマナーを正しく理解し守ることは大事だと思います。
    今回の記事ではその点も踏まえて車中泊について必要なものをまとめましたので、装備だけでなく知識も身につけて頂ければ幸いです。