
はい。半車中泊生活を営む匠 考太郎です。
今回の車中泊日記は車中泊生活においてのお風呂事情について語って行こうかと思う。
車中泊旅においても、入浴施設が停泊ポイント付近にあるかどうかというのはとても重要。入浴施設が併設している道の駅はもちろん、RVパークだと入浴施設がマストになっていることもあって、そういったところは車中泊ポイントの高い場所となっていますね(^^)
週の半分以上は車生活の我輩は、本職がサービス業でもありますし、加齢臭の気になるお年頃でもあって、入らないわけにはいかない。
車中泊で利用する入浴施設について、我輩の経験も踏まえて語っていけたらなと思う。
記事の執筆者:匠 考太郎(たくみ こうたろう)
おもに車中泊を主とするアウトドア関連の記事を執筆している自称”車中泊ライター”。ライター歴4年目になる副業ライターで、自身も半車中泊生活を送っている。
本業はコンビニ店長、アニメをこよなく愛し、仕事が終われば車内に引きこもり自分の時間を有意義に送る生活をしつつ、たまにフラッと車旅に出かける。仕事の執筆も車内で行う引きこもり中年オヤジ。
車中泊でのお風呂事情|どこを利用する?

さてさて、我輩のお風呂事情としては、実際のところ引きこもり中年オヤジであるから、大衆向け入浴施設は好まない。
利用したことはあるのだけれど、妙に落ち着かなかった。
別に我輩は有名人ではないのだから、周りを気にする必要もないわけなのだが、他の利用者が居ると落ち着かないのである。
「風呂は独りでゆっくり入りたい」
のである。
だから、車旅に出たとしても、温泉施設に憧れはするものの利用することなく終わってしまうのが常である。そんな我輩が、入浴施設として選ぶのは、もっぱらシャワー室だ。
ネットカフェがダントツで安い
シャワー施設のある「ネットカフェ」。
我輩が利用することの多い施設である。シャワーだけの利用で、約300円ほどで利用できるためダントツで安く入ることのできる施設だ。
ネットカフェのシャワー施設でのサービスは場所によって異なっているが、タオルが無料で利用できる場所もある。
※有料になっているところもあるので、バスタオルは持参しておいた方が良いだろう。
その代わり、利用時間の制限があるところが多い。
その理由は、シャワー室を借りるために一旦ブースに入らなければならないからだ。ブースの利用料金が30分から料金が定められているため、要はその30分以内にチェックアウトしないと追加料金がかかってしまうのだ。
中年オヤジのシャワーなんて、そんな時間がかかるかけでもなく。
15分もあれば事足りる。
のこり15分でブースに入って無料のアイスとジュースを飲んで出る。
これが我輩のいつものネットカフェ入浴だ。
銭湯や日帰り温泉を利用する
おそらく車中泊するにあたり一番利用することの多いのが”銭湯”か”日帰り温泉”ではないかと思う。
利用料金は大体500円~800円くらい相場。
これくらいはらうのであれば、”温泉”に浸かりたいよね。
道の駅に併設している入浴施設やRVパークなんかは、大体このどちらかが併設しているか近隣に存在していると思う。
まず事前に確認しておきたいのは
「利用料金」
「営業時間」
「サービス内容」
だ。停泊ポイントに落ち着き、車中飯を堪能してからいざお風呂に入ろうとしたときに営業時間が過ぎてしまっていては、長距離ドライブの疲れを癒せず疲れを引きづることにもなりかねない。それに、お金を払って風呂に入るのだから、料金分は堪能したいだろうし、ゆっくり気の済むまで堪能したいだろう。
ちなみに我輩の場合であれば車旅に出て、停泊ポイント付近にネットカフェが見当たらない場合、考えることは「諦める」か「我慢して銭湯」がである。
前日に入浴を済ませてあるのであれば、「諦める」選択をするが、2日入らないとやはり気分が悪いというか、髪を洗いたいし妙に身体がかゆく感じてしまうため、入浴施設を探さざる得ない。
ときどき、我輩は車中泊に向いてないなと感じるときがある。
それが、この”引きこもり”がちな性格だ。
独りを好み、いつもATフィールド全開な性格は大衆向けではない。
スーパー銭湯や健康ランドもアリ
スーパー銭湯や健康ランドを利用するのもまた車中泊における入浴施設の手段のひとつだ。
場所によってはその駐車場で一晩明かしても問題ないところもあるので、停泊ポイントとしての活用も視野に入れることができる。
特徴としては、
という感じ。
そして、その分利用料金も約1500円~2000円くらいはかかってしまうので、入浴施設として考えると少々高くつくだろう。
食事も済ませてしまうとなれば、倍の料金がかかってしまうのも。
しかし、見方を変えれば、
「RVパークを利用するのと同じ」
と考えれば打倒とも言えないだろうか。
利用するならとこちん利用して満足感を得ようじゃないか。と思えば、可能な限り長時間滞在をして旅の疲れを癒して翌日の鋭気を養ってやろう。
と、いわゆる”がめつさ”を出して利用しよう(笑)
車中泊生活で一番つらかったお風呂事情

我輩のように車中泊生活をしている方は、年々増えているのだとか。
我輩の場合はちと特殊かもしれないが、中には家を持たずして車生活をされている方もいらっしゃるのではないだろうか。
以前の車中泊生活日記にも書いたことがあるが、我輩もまた片足を突っ込んでいる人間である。
コロナ渦の真っ只中にあったときはホントに辛い経験をした。
今でこそ、車中泊ライターとして収入を得られるようになったことで、金銭的な問題を少し脱却できた身だが、厳しかったときは入浴施設を利用するお金よりもまず食事を優先するほかなかったため、我輩のお風呂事情はかなり厳しかった。
「サービスエリアのトイレ」
が我輩の入浴施設だった。
サービスエリアにあるトイレにはちょっと広い個室がある。
そこで髪を洗い、タオルを濡らして半裸になって身体を拭いた。
真冬はまさに地獄の冷たさで、冷水はもう氷が入っているかのように冷たく、髪を洗うと頭痛がするほどだった。
氷点下の中で半裸になって凍りそうな濡れたタオルで身体を拭くのである。
もう「マナー」なんて。
気にしてはいられない状況の中で、コソコソと心の中で「すみません、今夜も使わせてもらいます」とつぶやきながら利用して、痕跡の残らないようにキチンと片付けて個室トイレを後にしていた。
おすすめはしない。
でも、車上生活を余儀なくされている人の生活とは、これほど厳しいものだのだろうと思う。
でも、この経験があるからこそ今があるのだ。
仕事がなくなるまでもういくばくかの余裕もない。
そんな状況で。
今日も我輩は記事を書く。
車中泊生活、入浴なしでも大丈夫?
ヒトは、入浴しないと皮膚の清潔を保てず肌トラブルや感染症のリスクが高まるほか、体臭によるQOL(生活の質)の低下や社会的孤立につながる可能性があるとのこと。
また、筋力低下や関節のこわばりを招き、身体活動能力の低下を招くリスクもあるのだとか。
これには同感。
我輩も体調不良で2日以上入浴できなかったことがあるが、不快感があるし髪がベタついてしまって気持ち悪く、全身にかゆみがでた。
体調不良や病気のときなど、2日以上入浴できない状況が続いた場合の不快感を軽減する場合、以下の対策を取ると良いとされている。
手や手首をお湯につけると、手や指先の血行改善、目の疲れ、むくみの緩和に役立つし、足を温めることで、足に溜まった老廃物を流し、血行を促進する効果がある。
ドライシャンプーは、多用するのはおすすめしないが1回くらいなら髪のベタつきを抑えられる。
以前、入院したときに使ったことがあるが、何回も使っていると頭がかゆくなってくるので、やはり髪は定期的に洗った方が良いね(^^;)
サッパリ感があるからさ。
車中泊するなら温泉施設のあるRVパークか道の駅がベスト

なんにせよ、車中泊するなら入浴施設が近隣もしくは併設している停泊ポイントを探すのが一番だ。
入浴は大事である。
「お風呂は命の洗濯よ」
我輩の好きなキャラ(葛城ミサト)の名台詞である。
これには我輩も同感で、やはり身体を洗ってお風呂に浸かると嫌なことや疲れを洗い流してくれている感じがする。
車中泊旅ってさ。
結構長距離運転するじゃない。行きで走った距離と同じ距離を帰りも走るわけだから、疲れもそりゃ溜まるのよね。
見知らぬ土地。
見知らぬ道をはしるわけで。緊張もするだろうし。
旅の疲れは、その日のうちに洗い流すが吉ですよ。