
2026年7月を迎えるにあたり、いよいよ本格的な暑い「夏」がやってきます。夏の車中泊は正直かなり厳しい…。でも、ドライブがてらに道の駅巡りも良いものですよ(^^)
「今週末のドライブ、どこへ行こう?」
と悩んでいませんか?
琵琶湖のイメージが強い滋賀県ですが、実は三重県との県境にそびえる「鈴鹿山脈」の麓(ふもと)には、ドライバーを虜にする極上の山岳ルートと魅力的な道の駅が隠れています。そこで今回は、滋賀の“山側”の魅力を五感でフルに体感できる、リピート必至の黄金ドライブコースをご紹介!
実際に回ってきた感想も含めて、我輩がおすすめする滋賀~三重への県境ドライブ!を我輩なりにまとめてみましたので、興味ある方はぜひ最後までよんで頂けると幸いです(^^)
記事の執筆者:匠 考太郎(たくみ こうたろう)
おもに車中泊を主とするアウトドア関連の記事を執筆している自称”車中泊ライター”。ライター歴4年目になる副業ライターで、自身も半車中泊生活を送っている。
本業はコンビニ店長、アニメをこよなく愛し、仕事が終われば車内に引きこもり自分の時間を有意義に送る生活をしつつ、たまにフラッと車旅に出かける。仕事の執筆も車内で行う引きこもり中年オヤジ。
滋賀県の道の駅を巡る県境を走るドライブは絶景スポットが盛りだくさん

滋賀県の県境は、
「日本で唯一、周囲を完全に険しい山脈・山地で囲まれた巨大な盆地」
という、極めてユニークな地形的特徴を持っています。
この独特な県境の壁が、滋賀県の歴史、気候、そして今回計画しましたドラマチック?なドライブコースを生み出す背景になっています(たぶん)。
どんな旅となりますやらですが、日帰りドライブとしてもオススメコースでもあるので、ぜひご覧ください♬
出発地点:道の駅「竜王かがみの里」

『旅の始まりは”源義経ゆかりの歴史”と”贅沢グルメ”』
旅の始まりはココ、道の駅「竜王かがみの里」からの出発です。滋賀県の主要道路である国道8号線沿いにある道の駅で、一見、のどかな景色に馴染むアットホームな道の駅ですが、実はここ、歴史好きにはたまらない超重要スポット。
なんと、あの源義経(牛若丸)が元服(成人式)を行ったとされる伝説の地なのです。
敷地内には義経が前髪を落とした際に使ったという「元服池」が今も残り、旅の始まりにふさわしい歴史ロマンの風が吹いています 。
これから挑む鈴鹿の峠越えを前に、まずはここで旅の安全を祈願していきましょう。
そして、山道へ入る前の「エネルギー補給」もこの駅の大きな楽しみ。物産館に立ち寄ったら、絶対に外せないのが名物の「近江牛コロッケ」です。注文してから揚げてくれるコロッケは、サクサクの衣をかじると近江牛のジューシーな旨みとジャガイモの甘みが口いっぱいに広がります。手軽に食べられるので、ドライブのお供にもぴったり!
ガッツリ食べたい方は、併設のレストランで近江牛のすき焼き御膳やハンバーグを堪能するのもおすすめです。さらに、地元・竜王町産の近江米を使ったモチモチ食感の「米粉パン」や、フルーツ王国・竜王ならではの季節の果物(ぶどうや梨など)を助手席にセットすれば、車内のワクワク感は最高潮に!
名神高速道路「竜王IC」から車で約10分とアクセスも抜群で、駐車場も広く車を停めやすいのもドライバーには嬉しいポイント。さあ、お腹も心も満たされたら、エンジンをかけて旧東海道の宿場町「あいの土山」を目指して出発しましょう!
道の駅「竜王かがみの里」での車中泊記事もありますので、道の駅についてくわしく知りたい方はこちら↓↓↓
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中継地点:道の駅「あいの土山」

『旧東海道の宿場町で”お茶の香りに癒される休憩”』
国道8号のスタート地点から車を走らせること約40分、旧東海道の宿場町として栄えたエリアに現れるのが「道の駅 あいの土山」です。
まず目に飛び込んでくるのは、思わず車を停めてスマホを構えたくなる圧倒的な美しさの建物。実はここ、日本を代表する建築家・隈研吾氏が設計を手がけ、フルリニューアルオープンを果たしたばかりの最注目スポットなのです。

東海道の「雨やどり」をイメージしたというダイナミックな大庇(おおひさ)や、地場産の杉の木を贅沢に使った温もりあふれるモダンな空間は、ただの休憩所を越えたアートな感動を与えてくれます。

館内に一歩足を踏み入れると、さわやかな新築の木の香りと、名産「土山茶」の芳醇な香りが優しく迎えてくれます。
さすが、リニューアルオープンした館内はとてもお洒落になっていて、ぜひ写真に納めたかったのですが、平日にも関わらずお客さんが多くて我輩のような小市民は撮影する度胸がありませんでした(^^;)
滋賀県随一の生産量を誇る土山のお茶は、鈴鹿山麓の深い霧に育まれた濃厚な旨みが特徴。ここを訪れたら絶対に外せないのが、土山茶房のプレミアムな「お茶ソフトクリーム」や、丁寧に焙煎された香ばしい「ほうじ茶ラテ」です。上品な渋みとミルクのコクがドライブの疲れをすっと癒やしてくれます。
お腹を満たすなら、甲賀産のもち米を使った絶品の「季節のおこわ」が味わえるレストランへ。
物産コーナーには、伝統の土山茶の茶葉はもちろん、お茶を使った洗練すごもりスイーツや和菓子、地元の新鮮な農産物がずらりと並び、お土産選びの手が止まらなくなります。さらに、愛犬家には嬉しいドッグランも併設されており、誰もが思い思いの時間を過ごせる工夫が詰まっています。
新名神高速道路「甲賀土山IC」から約8分と好アクセスながら、裏手にはのどかな田園風景が広がる最高のロケーション。ここから先はいよいよ、旅のハイライトである険しくも美しいワインディングロード「鈴鹿スカイライン」への突入です。最高のお茶と癒やしの空間で心と車を整えたら、いざ、絶景の峠へとハンドルを切りましょう!
道の駅「あいの土山」をくわしく知りたい方は、車中泊で訪れた際の記事に詳細をまとめておりますのでこちらをご覧ください♬
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【ハイライト】標高800mの絶景へ!「鈴鹿スカイライン」を攻めるドラマチックな峠越え
道の駅「あいの土山」をあとにし、いよいよ本日のハイライト、滋賀と三重を跨ぐ山岳道路「鈴鹿スカイライン(国道477号)」へと突入します。
アクセルを踏み込むと、それまでののどかな田園風景は一変。目の前に迫りくるのは、鈴鹿国定公園の荒々しくも美しい急峻な山肌です。深い緑に囲まれたタイトな急カーブを一つ、また一つとクリアするたびに車の高度はグングンと上がり、窓を開ければ驚くほどひんやりとした山の澄んだ空気が車内に流れ込んできます。
流れる景色と走りの爽快感に、ドライバーなら誰もが胸を躍らせる瞬間の連続です。連続するヘアピンカーブを駆け抜けた先、滋賀と三重の県境に位置する頂上こそが、標高800mに位置する「武平峠(ぶへいとうげ)」です。
トンネルの手前にある駐車場に車を停めて一歩外へ出れば、そこは息をのむような大パノラマの世界。
眼下には、今しがた登ってきたワインディングロードが緑の絨毯を縫うように走り、天を突く御在所岳や鎌ケ岳の雄大な稜線が圧倒的なスケールで迫ります。秋には山肌が燃えるような赤や黄色に染まり、新緑の季節には瑞々しい青葉が光り輝く、まさに自然が織りなす極上の絶景スポットです。
武平トンネルをくぐり、一度三重県側の湯の山温泉方面へと抜けるダウヒルは、伊勢湾まで見渡せる開放的なビューが広がります。山を支配するかのように頭上を行き交う御在所ロープウエイの赤いゴンドラを眺めながら、ダイナミックな山岳ドライブの余韻に浸りましょう。
実際に走ってみると、我輩のスペーシアのNAではちょっと厳しかった…。
ターボ車の方がこういう峠道はベストですね(^^;)
峠道の要所にいくつか休憩ポイントのような空き地?や駐車場が点在しています。絶景を落ち着いて楽しみたい方は、こういった要所ポイントに車を停めて景色を堪能すると良いのではないでしょうか(^^)
〇鈴鹿スカイラインでおさえておくこと
冬期通行止め:例年12月中旬から3月下旬頃までは積雪のため全面通行止めになります。春の開通時期や秋の紅葉シーズンを狙って訪れるのがおすすめ。
運転のコツ:急勾配でカーブが多いため、下り坂では「フットブレーキだけでなく、エンジンブレーキを有効に使いましょう」
休憩ポイント:三重県の道の駅「菰野」

『【寄り道】町名の由来に出会う!「道の駅 菰野ふるさと館」でマコモグルメ&伝統工芸ハント』
鈴鹿スカイラインを抜けてしばらく走ると、道の駅「菰野」が見えてきます。が、入口が正直わかりにくくて「道の駅」っぽくなかった(^^;)
通り過ぎそうになりました。
この駅の主役は、町名の由来にもなっているイネ科の植物「マコモ(真菰)」を使った個性豊かな特産品の数々。館内にはマコモを練り込んだ珍しい「マコモそうめん」や、香ばしいマコモ茶、さらにはウインナーや焼き菓子まで、ここでしか出会えないレアなご当地グルメが驚くほど豊富に並んでいます。
さらに、四日市・菰野エリアの伝統工芸品である陶器「萬古焼(ばんこやき)」の特設コーナーも見逃せません。地元の作家たちが手がけた個性豊かな器や日常使いしやすい湯呑みなどがずらりと並び、旅の思い出やお土産探しにぴったりです。地元和菓子店が作る、売り切れ必至のモチモチな「草もち」をおやつに買い込むのもおすすめ。
〇癒やしと食の総合リゾート「アクアイグニス」

道の駅「菰野」の手前にある休憩スポット。
鈴鹿スカイラインのワインディングを駆け下りたふもとに広がるのが、デザイン性の高いモダンな空間が目を引く「アクアイグニス」です 。ここは「癒やし」と「食」をテーマにした、全国から人が集まる大人気のリゾート施設。
敷地内には、100%源泉掛け流しの贅沢な日帰り天然温泉「片岡温泉」があり、運転の疲れを最高の方法でリフレッシュできます。さらに、日本を代表する有名シェフたちが手がけるパティスリーや、焼き立ての石窯パン、絶品イタリアンなどがずらり 。
ドライブ途中の贅沢なおやつタイムや、センス抜群のお土産ハントにこれ以上ないスポットです。
☆知っ得ドライブ情報
ここは土日になるとかなり混雑して券売機に行列ができることも……。
我輩はいつも事前に、
アクアイグニス片岡温泉(じゃらんnet)
でサクッと事前決済を済ませています。
スマホの画面を見せるだけで並ばずスムーズに入場できるので、時間を有効に使いたいドライブ旅には本当におすすめです!
〇日本一の白い鉄塔を仰ぐ「御在所ロープウエイ」

スカイラインの三重側ゲートのすぐ近くにあるのが、開湯1300年の歴史を持つ湯の山温泉街と、御在所岳の山上を約15分で結ぶ「御在所ロープウエイ」です 。車を降りてゴンドラに乗り込めば、眼下に広がるのは伊勢平野や伊勢湾まで見渡せるダイナミックな360度の大パノラマ。道中、日本一の高さを誇る61mの「白鉄塔」の真横をすり抜ける瞬間はスリル満点です 。
春のツツジ、秋の燃えるような紅葉、冬の樹氷など、四季折々の絶景がドライバーを圧倒してくれます 。
観光スポットにも興味ある方は上記の2箇所は注目ですよ(^^)b
最終目的地:道の駅「奥永源寺 渓流の里」

『【ゴール】ノスタルジックな学校リノベ駅!山と清流に抱かれた「道の駅 奥永源寺 渓流の里」』
三重県菰野町から北上し、かつては「酷道(こくどう)」と呼ばれた難所を快適な快走路へと変えた「石榑(いしぐれ)トンネル」をくぐり抜けると、再び滋賀県(東近江市)へ。
愛知川(えちがわ)の美しい源流に沿って山深く進んだ先、ついに今回のドライブの終着点である「道の駅 奥永源寺 渓流の里」に到着です。
三重県菰野町から北上し、かつては「酷道(こくどう)」と呼ばれた難所を快適な快走路へと変えた「石榑(いしぐれ)トンネル」をくぐり抜けると、再び滋賀県(東近江市)へ。愛知川(えちがわ)の美しい源流に沿って山深く進んだ先、ついに今回のドライブの終着点である「道の駅 奥永源寺 渓流の里」に到着です。

車を降りてまず驚くのが、そのユニークな佇まい。ここは2003年に閉校となった「東近江市立政所(まんどころ)中学校」の校舎を丸ごと再利用して生まれた、ノスタルジックな雰囲気が漂う全国でも珍しい道の駅なのです。

一歩足を踏み入れれば、どこか懐かしい木の温もりやかつての学び舎の面影が残り、大人たちの忘れていた童心を優しくくすぐります。長距離ドライブのゴールにふさわしい、ここでしか出会えない「秘境グルメ」が最大の魅力です。絶対に外せないのが、すぐ近くにある永源寺ダムをリアルに再現した「永源寺ダムカレー」。スコップ型のスプーンでライス(堰堤)を崩しながら食べる楽しさは、ドライバーの旅情をさらに盛り上げてくれます。

さらに、目の前を流れる清流で育った新鮮な「岩魚(イワナ)の塩焼き」は、身がふっくらとしていて骨まで味わえる極上の逸品。ドライブのご褒美に、幻のお茶と呼ばれる地元の銘茶「政所茶(まんどころちゃ)」を使った、濃厚で爽やかなソフトクリームを味わうのも至福のひとときです。

館内には、川魚が泳ぐミニ水族館のような展示スペースや、地域で今も受け継がれる木工芸品「ろくろひき」の伝統を発信するコーナーもあり、奥永源寺の豊かな自然と文化にどっぷりと浸ることができます。
実はこの道の駅は車中泊禁止(--;)

でも、隣接しているのがキャンプ場。
デイキャンプメインのキャンプ場みたいです。
〇永源寺キャンプ場

【おまけの寄り道】キャンパー必見!道の駅のすぐ隣にある「永源寺キャンプ場」
道の駅「奥永源寺 渓流の里」のすぐお隣、愛知川のせせらぎが心地よく響く場所にあるのが「永源寺キャンプ場」です。
ここは、テントから川までの距離が「アプローチ0分」という絶好のロケーションが魅力。鈴鹿山脈から流れ出る透明度抜群の清流で、夏には川遊びやボート、木陰でのバーベキューをダイナミックに楽しめます。さらに嬉しいのが、買い出しの手軽さ。
すぐ隣の道の駅では、薪や炭、地元の新鮮野菜、お弁当などが手に入るため、初心者でも安心してアウトドア体験が楽しめます。ドライブの途中に立ち寄って川べりでマイナスイオンを浴びたり、ここでデイキャンプを旅のメインに据えたりするのも最高です!
道の駅「奥永源寺 渓流の里」についてくわしい記事はこちら↓↓↓
aniblo.info
まとめ:滋賀県の県境は絶景スポットが盛りだくさん

滋賀の“山側”に眠る魅力を再発見!週末は五感を満たす道の駅ドライブへ
国道8号沿いの平地からスタートし、旧東海道の歴史薫る宿場町、標高800mの絶景を誇る鈴鹿スカイライン、そして清流と緑に抱かれた奥永源寺の秘境へ——。
今回のドライブコースは、ただ目的地へ移動するだけでなく、車を走らせるほどに景色も、歴史も、出会えるグルメもガラリと形を変えていく、まさにロードムービーのようなドラマチックな楽しさに満ちています。
源義経のロマンを感じながら食べたジューシーな近江牛コロッケ、隈研吾氏設計のモダンな空間で味わった濃厚な土山茶ソフト、峠の上から見渡した圧倒的な大パノラマ、そしてゴール地点のノスタルジックな学校の駅で食べた香ばしい岩魚の塩焼き……。
そのすべてが、滋賀の「山側」ならではの贅沢な恵みです。
さらに、最後の「奥永源寺 渓流の里」のすぐ隣には、美しい川と森に囲まれた「永源寺キャンプ場」もあります。今回はドライブメインの旅でしたが、次はバーベキュー道具やキャンプギアを車に積み込んで、ここでゆっくり流れるアウトドアの時間を過ごすのも最高ですね。
鈴鹿山脈の大自然を駆け抜けるこのルートは、日帰りでも1泊2日でも、訪れる人に最高の運転の爽快感と癒やしを与えてくれます。次の週末はぜひお気に入りのプレイリストを準備して、心躍る道の駅巡りのドライブへ出かけてみませんか?
ちなみに、車内でのスマホの充電や湯沸かしにはポータブル電源が欠かせません。
我輩が軽自動車の車中泊でリアルに愛用している『Jackery 600 Plus』の徹底レビューは【こちらの記事】で解説しています。電気があると車中泊の快適性が激変しますよ!
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