引きこもり中年オヤジの車中泊生活日記

月の半分は車で生活をして10年以上。生活困窮者「匠」の車中泊生活の中での体験、経験とライターとして身につけた知識を集めたブログです。

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新型N-BOXの車中泊は「作り込んじゃダメ」普段乗りを1ミリも邪魔しない引きこもりオヤジの週末レイアウト術

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我輩の乗っているスペーシアなどの「軽スーパーハイトワゴン」と呼ばれる車種は、車中泊ができる軽carとしてもご存知な方も多いかと思います。

しかも、最近のアウトドアブームによって、「特別仕様車」も出てきているとか。

今回は、軽スーパーハイトワゴンの中でも人気の高い車種「N-BOX」に注目し、”N-BOXでできる理想の車中泊”について、我輩の失敗談をもとに車中泊のレイアウトをまとめています。

同じ軽スーパーハイトワゴンであるスペーシアを車中泊仕様にしてしまった失敗談を踏まえて解説をまとめていますので、車中泊に興味のある方におすすめですよ(^^)

最後までじっくり読んで頂けると嬉しいです。



記事の執筆者:匠 考太郎(たくみ こうたろう)
おもに車中泊を主とするアウトドア関連の記事を執筆している自称”車中泊ライター”。ライター歴4年目になる副業ライターで、自身も半車中泊生活を送っている。
本業はコンビニ店長、アニメをこよなく愛し、仕事が終われば車内に引きこもり自分の時間を有意義に送る生活をしつつ、たまにフラッと車旅に出かける。仕事の執筆も車内で行う引きこもり中年オヤジ。

N-BOXでの車中泊は十分可能!問題はライフスタイルに合わせた仕様にするべき

一旦、N-BOXの仕様も含めてN-BOXの車内の広さについておさらいしましょう。
N-BOXの車内の広さを数字に直したらこんな感じ。

参照元:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/design/

N-BOXの縦幅 約2,125mm
N-BOXの横幅 約1,315mm
N-BOXの高さ 約1,400mm
N-BOXの荷室の広さ 約910mm
後部座席を倒すと約1,595mm

と、まあ室内長が2m以上あることから、180cm級の成人男性でも足を伸ばして寝ることができる広さを誇っています。

「車中泊が可能なのか」

という根拠にもなるでしょう。あとは、フルフラットに対応しているかですかね。N-BOXは問題なく可能なので、これだけでもフルフラットにすれば、寝るスペースは簡単に確保できることがわかります。

でも車を維持するのって、税金や車検代が不定期に飛んでいって家計の管理が大変ですよね。

もし『毎月完全にフラットな出費』に抑えられたら、車中泊の旅費にも余裕が生まれます。そんな賢い車の乗り方をこちらのリポートにまとめました!
aniblo.info

【大後悔】スペーシアを「ガチ車中泊仕様」にしてオヤジが平日に咽び泣いた理由

軽スーパーハイトワゴンに乗っている方の多くは、普段は通勤や買い物などの”街乗り自家用車”として使っている方も多いかとおもいます。

だからこそ、車中泊も可能だと言うことで、つい本格的にDIYをしてしまうと、我輩の二の舞となってしまうので注意しましょうね(^^:)


ここではまず、なぜ軽スーパーハイトワゴンを「作り込んでは駄目」なのか。

我輩の「失敗したな」と感じる経験を元にまとめましたので、確認してください。


ベッドキットや棚を作り込むことで発生する不便


車中泊仕様を常設するということは、常に車内に「セミダブルベッド」が鎮座しているのと同じ状態です。

平日の会社帰りにスーパーへ寄り、お気に入りのマイバスケット(買い物かご)いっぱいに食材を買って車に戻ったとき、凍りつきました。N-BOXも所詮は軽自動車ですから、車内の広さには限りがあるわけで。

ベッドキッドや収納棚を備え付けたら余裕がほとんどなくなってしまうんです。車中泊装備品を常時載せているとすれば、カゴを置くスペースはかなり限られてくるんですよ。


一応、我輩は車検のことも考えて分解できるようにベッドキッドは一枚の板にはせず、半分に区切ってつなぎ合わせるような仕様にはなっています。が、結局は

「もとに戻す」

工程がかなりめんどくさいんです。
だから、結局そのまんまになってしまうので、平日は「車中泊仕様」は”不便な車”認定確定です(^^;)

急に人を乗せることになった時の絶望感


「ちょっと駅まで乗せて」

と言われた日には地獄ですよ。

軽スーパーハイトワゴンの車中泊仕様車=「一人乗り仕様車」

なのだから。

木製の本格的なベッドキットを組み、自作の棚をネジ留めし、お気に入りのキャンプギアをこれでもかとディスプレイする。

YouTubeの車中泊動画を見ていると、そんな

「動く大人の秘密基地」

に激しく憧れてしまいますよね。
我輩もその中の一人。

だが、ここで一度、冷静になってほしいんです。

我が家のN-BOXは、週末だけのホビーカーだろうか?

いや、平日は買い出しに走り、時には家族や知人を乗せる「我が家の絶対的エース(普段乗り)」のはず。


ガチガチに作り込んだ車中泊仕様のまま生活していると、ある日突然、激震が走る。

パパ、今日雨だから駅まで迎えにきて!

ごめん、急なんだけど荷物(または人)を乗せてくれない?

この瞬間、脳内を駆け巡るのは、車中泊のワクワク感ではなく

純度100%の絶望



車内は、がっしり固定されたベッドキットで2人乗り(あるいは1人乗り)仕様に変形したまま。外せる仕様だとしても、外した重い木製パーツや大量のギアをどこへ置くのか? いまから雨の駅前で、汗だくになりながら解体ショーを始めろというのか?

何より恐ろしいのは、同乗者が車内に一歩足を踏み入れた瞬間の空気でしょう。

妻や子供、あるいは知人を乗せた時、彼らは

「うわぁ、秘密基地だね!」

なんて褒めてはくれません。

「何これ、狭い。邪魔なんだけど……」
「お父さん、何目指してるの?」

冷ややかな視線と、呆れたため息。

車内に充満する生活感(と、ちょっとした男のロマンの残り香)。急な送迎の車内は、お通夜のような気まずさに包まれることになります。

作り込みすぎた車中泊カーは、誰かを乗せた瞬間に「ただの片付いていない迷惑な車」に成り下がってしまうのです。


この絶望感を一度でも味わうと、週末に車中泊へ出かけること自体が億劫になっていくのではないでしょうか。

だからこそ、私たちは「作り込んじゃダメ」なのです。

目指すべきは、急な「乗せて!」にも、笑顔で「いいよ」と助手席や後部座席を開けられる仕様。

5分くらいで完全撤収でき、月曜の朝には何事もなかったかのように家族を乗せられる「引き算のレイアウト」だけが、この絶望から私たちを救ってくれるのだから。




「いつでも寝られる」は「いつでも狭い」だった


ちょっと熱く語り過ぎましたね(^^;)

ここからは少し、まとめた文章にしてみましたので、読んで共感してくれたら幸いです(笑)


車中泊DIYで誰もが夢見る「常設ベッド」。

1秒で布団にダイブできるのは最高に思えますが、実は大きな盲点があります。

「いつでも寝られる車」

は、裏を返せば

「起きている時もずーーーっと狭い車」

なのです。ベッドを常設すると、床面が30センチ以上も底上げされます。結果、N-BOX最大の強みである天井の高さが消え、車内で「あぐら」すら付けなくなります。


本当に愛おしいのは、寝る前に缶ビールを飲みながらダラダラ過ごす

「引きこもり時間」

のはず。
「寝る便利さ」のために、大切な「くつろぎ空間」を潰しては本末転倒です。

だからこそ、普段はN-BOXの大空間をそのまま活かし、寝る直前の5分だけマットを敷く。この「引き算の割り切り」こそが、オヤジの賢い選択なのです。

N-BOXは「作り込むな」!普段乗りと引きこもりを両立させる3つの割り切り

車を「車中泊専用」に改造してしまうと、車中泊に行くこと自体が義務のように感じられ、普段の生活がどんどん窮屈になります。

だからこそ、普段使いの快適性を1ミリも損なわない

週末だけ5分で引きこもり城に変身するライト仕様

が、パパのカーライフには一番ちょうどいいのです。

N-BOXのポテンシャルの高さを褒めつつ、

「だからこそ何もしないのが一番」。

では、割り切り要素についてくわしく解説してきますね。

割り切り①:車内DIYは一切しない(ネジ1本外さない)

車中泊といえば、内張りを剥がして木枠を組み、ネジで固定するような大がかりなDIYを想像するかもしれません。

しかし、そんな労力は一切不要です。

なぜなら、N-BOXの車内にネジ1本、ビス1本打った瞬間から、その車は「普段乗り」としての気軽さを失ってしまうからです。


がっちり固定されたパーツは、急な仕様変更や模様替えを阻む大きな足枷になってしまいます。

私たちが目指すべきは、すべてのギアが「置くだけ」「積むだけ」で完結するスタイルです。

車体のネジはひとつも外しません。

傷もつけません。

工具を一切使わずに、ただキャンプ用のマットやクッションを「置く」だけで十分です。

この割り切りがあるからこそ、5分での設営と撤収が可能になり、車をいつでも100%純正の快適な状態に戻すことができるのです。


〇「10cm厚が最強!自動膨張で簡単設置のインフレーターマット」

車中泊マットを選ぶポイントは、


  • 簡単に設置が可能なこと

  • 車のサイズに合っている

  • 断熱性などの機能性

  • この3つはよく確認しておきましょう(^^)
    とくに軽自動車では幅が思ったより狭く、幅が合わないと真っすぐにマットが敷けず寝心地が逆に悪くなることも。

    軽自動車の幅に合うサイズで、シート段差を完全になくすことのできるマット。それが、上記で紹介しているマットです。


    人間の体は優秀(^^;)

    我輩も長い間フルフラットの状態で寝ていますが、身体は痛くなるし段差を埋めるための調整も結構めんどくさいんです。

    せっかくライト車中泊を目指すのであれば、必要最低限の装備はケチらないのが吉。

    10cmもの厚みと弾力があるクッションの上に乗ってしまえば、シート単体の細かな段差や傾斜はほとんど気にならなくなります。

    「段差を完全にゼロにする」

    のではなく、「段差を体に伝わらせない」という割り切りです。この「10cmマットで解決する」手法には、ベッドキットにはない大きなメリットが3つあります。


  • 設営・撤収がわずか数分:バルブを開けて放置するだけで自動で膨らみ、片付ける時は空気を抜いて丸めるだけ。

  • 圧倒的な省スペース:使わない時はトランクの隅にコンパクトに収納できるため、日中のドライブや日常の買い物でも邪魔になりません。

  • 車内の「高さ」を確保できる:ベッドキットで床面を高くしてしまうと、車内で座ったときに天井に頭がついてしまいます。シートの上に直接10cmマットを敷くスタイルなら、デリカミニの強みである「天井の高さ」を維持でき、車内で着替えたり、お茶を飲んだりする空間がゆったり確保できます。

  • 完璧なフラットを目指して重い木材やフレームを組むよりも、10cmのマットをサッと広げる。

    これが、我輩がいろいろ試して失敗したことで出した結論です。


    でもぶっちゃけ、新車を普通に買うのはハードル高いですよね。

    我輩も色々調べたんですが、今の時代は『カーリース』という選択肢がめちゃくちゃ現実的でお得だと気づきました。

    我輩と同じお小遣い制で頑張るパパさんの目線でガチで比較したお得な裏ワザ記事、よかったら覗いてみてください(^^)
    aniblo.info




    割り切り②:車内で「自炊」はしないと心に決める


    車中泊の醍醐味といえば、車内でフライパンを振るったり、こだわりのキャンプ飯を作ったりする姿をイメージするかもしれません。

    しかし、N-BOXの限られた空間を普段乗りと両立させるなら、車内での「自炊」は思い切って諦めましょう。

    なぜなら、本格的な調理をしようとすると、かさばるクッカー(調理器具)やコンロ、調味料、さらには食材を冷やす大きなクーラーボックスまで必要になり、荷物が一気に増えてしまうからです。

    また、これが一番厄介かもしれません。

    「ニオイ」

    の問題です。
    狭い車内に油や匂いが染みついてしまうと、月曜日に家族を乗せたときに一発で怒られてしまいます。

    我輩こと引きこもりオヤジの夜は、「地元のスーパーのお惣菜 + 湯沸かし」で十分すぎるほど贅沢です。出かけた先のスーパーで、ちょっと高めのお刺身や焼き鳥、冷えた缶ビールを買い込む。車内ではポータブル電源と小さな電気ケトル(またはコンパクトなシングルバーナー)でお湯だけを沸かし、お味噌汁やカップ麺をすする。

    これだけで、片付けの手間もゴミも最小限に抑えられます。調理器具をゴソゴソと積み込まない割り切りが、車内の広さと心のゆとりを生み出してくれるのです。


    「調理をやってみたい!」


    という方は、”車内換気扇”を付けるようにしてください。

    調理の際に出る湯気なんかを効率よく外に出してくれるため、ニオイが染み付きにくくなります。

    割り切り③:100点のフルフラットより「5分で片付く手軽さ」を取る


    シートの段差を1ミリもなくして、家のベッドと全く同じ100点満点の平らさにする

    車中泊を始めると、どうしてもこのフラット化に命を懸けたくなってしまいます。

    しかし、N-BOXのシートの凹凸を完璧に埋めようとすると、車種専用の高価な段差マットを何枚も組み合わせたり、重い木製ベッドキットを導入したりすることになり、設営と撤収に大がかりな時間がかかってしまいます。

    ここで大切なのは、


    80点の寝心地で大満足する


    という割り切りです。

    助手席側をパタンと倒したら、家にある固めのクッションやバスタオルをシートのくぼみにポンポンと放り込む。

    その上から、厚さ8cm以上のキャンプ用インフレーターマットを1枚バサッと敷くだけで、車中泊としては十分すぎるほど快適な「80点ベッド」が完成します。

    完璧な100点を目指して1時間かけて設営するよりも、80点の快適さで

    「5分で準備できて、5分で完全に片付く手軽さ」

    を取る。
    日曜日、目が覚めたらマットの空気を抜いてクルクルと丸め、クッションと一緒に荷室に放り込むだけ。


    この軽快さがあるからこそ、金曜の夜や土曜の夜に

    ちょっと今から引きこもりに行こうかな

    と、いつでも気軽に秘密基地へと出かけられるのです。
    ミリ単位の段差にこだわるより、サッと敷いてサッと畳める「ズボラさ」が長続きするコツです。

    5分で撤収!普段乗りを1ミリも邪魔しないN-BOX「乗るだけ」レイアウト

    DIYを一切せず、車内で料理も作らないと決めたあなたに、引きこもりオヤジの真骨頂である

    「乗るだけレイアウト」

    の全貌をくわしく解説します。
    作り込まない車中泊の合言葉は、「ただ荷物を積んで、シートに乗せるだけ」です。

    大がかりな工具はもちろん、特別な技術も一切必要ありません。

    土曜日の夜、思い立った瞬間に荷室からギアを取り出し、助手席側にパパッと配置するだけで、N-BOXの広大な車内は一瞬にして自分だけの

    「極上カプセルホテル」

    へと変貌します。
    そして翌朝、目が覚めたら、すべてのギアを片付けるのにかかる時間はわずか5分。

    日曜日、何事もなかったかのようにすっきり片付いたN-BOXで帰宅すれば、家族に車中泊の形跡を1ミリも気づかれることはありません。

    スマートだと思いません?

    誰の邪魔もせず、自分だけの時間を最大化する。

    そんなライトな秘密基地の作り方を、具体的な手順で解説していきます。


    ベースは「リフレッシュモード」で十分

    参照元:https://www.honda.co.jp/outdoor/stay-car/n-box.html


    前席のヘッドレストを外して後ろに倒す、王道スタイルをベースにするのが一番。

    N-BOXのシートアレンジといえば、後部座席を足元にパタンと格納する「ダイブダウン」が有名です。

    しかし、引きこもりオヤジの週末レイアウトでは、あえてシートを後ろに倒す

    リフレッシュモード

    をベースにします。

    作り方はとても簡単です。前席(助手席)のヘッドレストを外し、一番前までスライドさせて後ろにバタンと倒します。

    そして、後部座席の背もたれを後ろにリクライニングさせるだけです 。
    これだけで、フロントからリアまで繋がった広大なロングソファーのような空間が出現します 。


    なぜこのモードが最強なのか。理由は2つあります。

    〇1つ目:「天井が高く使えるから」
    シートを前に倒すアレンジだと、床面が高くなってしまい、車内であぐらをかいたときに頭が天井にぶつかってしまいます。しかし、シートに「乗る」リフレッシュモードなら座面が低いままなので、天井までのゆとりが段違いに広く、車内で足を崩してダラダラ過ごすのに最適なのです。


    〇2つ目:「運転席をいつでも動かせる状態にキープできるから」
    「助手席側だけ」をリフレッシュモードにします。
    運転席側は1ミリもいじらずに普段通りの状態を残しておくことで、夜中に

    「やっぱり場所を移動しよう」

    と思ったとき、設営を崩さずにすぐ運転席へ飛び乗って車を動かすことができます。完璧な平らさを求めて車内を大改造しなくても、ホンダが最初から用意してくれているリフレッシュモードをそのまま使う。これこそが、一番賢くて手軽なベース基地の作り方です。

    凹凸を殺すのは「家にある毛布」と「市販の厚手マット」だけ


    リフレッシュモードにしたN-BOXは天井が高くて最高ですが、倒した背もたれの間にどうしても

    数センチの段差とくぼみ

    ができてしまいます。
    これを放置すると、翌朝は間違いなく腰痛に苦しむことになります。


    ですが、高価な専用クッションや木製の床を自作する必要は一切ありません。使うのは、「家にある毛布」と「市販の厚手アウトドアマット」の2つだけです。

    まずはシートの一番沈んでいる「くぼみ」へ、家から持ってきた毛布を四角く畳んでポイポイと放り込みます。

    なんとなく隙間が埋まればそれで合格です。

    その上から、「厚さ8cm以上」のインフレーターマットをバサッと1枚敷くだけ。

    毛布が下からの凹凸を吸収し、厚手マットがわずかなデコボコを完全にシャットアウトしてくれます。背中にゴツゴツ感を1ミリも感じない、極上のベッドスペースが一瞬で完成するのです。

    助手席側を「ベッド」、運転席側を「リビング(荷物置き)」にする


    1人で車中泊をするからといって、車内すべてのシートをフラットにする必要はありません。

    助手席側だけをベッドにして、運転席側はあえてそのまま残します。

    なぜなら、車内をすべてベッドにしてしまうと、荷物を置く場所がなくなり、寝るスペースがどんどん狭くなってしまうからです。


    助手席側を完全な

    「就寝専用ベッド」

    にする一方で、残した運転席側のシートは

    「荷物置き兼リビング」

    として活用します。夜は運転席にどっかりと腰掛け、助手席のベッド部分を「広大なテーブル」に見立ててお惣菜や缶ビールを広げる。

    この配置にするだけで、狭い軽自動車の中に「寝室」と「居間」という2つの部屋が誕生します。すべてのシートを平らにしない割り切りが、車中泊の夜を最高に快適にしてくれるのです。

    引きこもりオヤジが厳選!ライト車中泊を最高にする「3つの神器」


    DIYを一切せず、大がかりな道具を積み込まない私たちの

    「引き算スタイル」

    荷物が少なければ少ないほど、設営も撤収も楽になり、普段乗りとの両立は完璧になります。

    しかし、快適な引きこもり時間を過ごすために、どうしてもこれだけは削ってはいけない「3つの最重要ギア」があります。これらさえ持っていれば、車体に傷ひとつつけず、N-BOXの車内を一瞬にして高級ホテル並みの寝心地と、大人の秘密基地へと変貌させることができます。ミニマルだからこそ効果を発揮する、オヤジの厳選ギアがこちらです。




    ①:窓を完全に塞ぐ「遮光サンシェード」

    夜の引きこもり時間を誰にも邪魔させないための、必須の目隠しアイテムです。

    車中泊の夜、外からの視線や街灯の眩しさは、想像以上にリラックスタイムを妨害します。そこでおすすめなのが、N-BOXの窓枠にぴったりフィットする車種専用の「遮光サンシェード」です。

    窓全体を隙間なく完全に塞ぐため、車内の明かりが外に漏れる心配がありません。

    夜中に車内で大好きなYouTubeを観ていようが、ニヤニヤしながらビールを飲んでいようが、外からは「誰も乗っていない真っ暗な車」にしか見えないのです。

    「外したあとにかさばるのでは?」

    という心配もありますが、丸めてラゲッジの隅やシート下に転がしておけば、平日の普段乗りでも邪魔になりません。

    1秒で車内を「完全なプライベート空間」に変えてくれる、絶対に必要な相棒です。

    我輩がおすすめするのは”車種専用”。

    大きさなど”合わない”問題がなくなるので、一式で揃えたいですね。ただ、おそらく吸盤で窓ガラスに固定することになるかと思います。吸盤はどうしても使い続けると劣化して外れやすくなるため、症状が出始めたら新しい吸盤を100円ショップで探すか、手洗いして吸着を復活させましょう。

    ②:スマホと電気毛布(または扇風機)用の「小型ポータブル電源」

    自炊をしない引きこもりオヤジにとって、電気の確保は生命線です。

    大がかりな調理家電を動かすわけではないので、大きな電源は必要ありません。助手席の足元にちょこんと置ける

    コンパクトな300〜500Whクラス

    のもので十分です。
    これ1台あれば、スマホやタブレットのバッテリー残量を気にせず、大好きなYouTubeの動画を朝まで楽しめます。

    さらに、冬場は「電気毛布」、夏場は「扇風機」を朝まで朝一で動かせるため、過酷な車内の温度調整もボタン一つでクリアできます。

    「使わないときは重くて邪魔になるのでは?」

    という心配も無用です。小型サイズなら平日の買い出し時もラゲッジの隅にすっぽり収まり、1ミリも邪魔になりません。オールシーズン大活躍してくれる、頼れる相棒です。





    ③:コンビニ飯を豪華に変える「お気に入りマグ&カトラリー」

    作り込まない代わりに、車内で飲むコーヒーやカップ麺をちょっとリッチな気分で楽しむための大人のおもちゃ。

    車内で調理をしない私たちの車中泊スタイルでは、夕食はコンビニやスーパーのお惣菜が主役になります。

    しかし、プラスチックのパックのまま食べるのは、少し味気ないですよね。

    そこで大活躍するのが、自分のお気に入りの「チタン製マグカップ」や「木製のカトラリー(スプーン・フォーク)」です。コンビニのパスタやスープを、お気に入りのマグに移し替える。

    ただそれだけで、いつものコンビニ飯が一気に

    「大人の贅沢なキャンプ飯」

    へと格上げされます。
    金属の口当たりや木の温もりが、引きこもり時間の満足度を何倍にも跳ね上げてくれるのです。

    使い終わったら、ウェットティッシュでサッと拭くだけで片付けは終了。

    かさばらず、洗う手間もなく、普段乗りの車内に置いておいても絵になる、オヤジの秘密のこだわりアイテムです。

    まとめ:平日は良きパパ(または普通の車)、週末は秘密基地


    N-BOXでの車中泊に、大がかりなDIYや固定のベッドキットはいりません。

    「作り込まない」

    という引き算の割り切りこそが、N-BOXの圧倒的な普段乗り性能を1ミリも犠牲にせず、週末の自由を手に入れるための最高の最適解です。

    日曜日、車中泊から帰ってきたら、マットを丸めてサンシェードをラゲッジの隅に片付けるだけ。

    かかる時間はわずか5分です。

    月曜日の朝、何事もなかったかのようにすっきりとした車内に家族や知人を乗せても、あなたが週末に車内で引きこもってビールを飲んでいた形跡は1ミリも残っていません。

    平日は「いつもの快適な街乗りカー(または良きパパの車)」、しかし土曜の夜だけは「自分だけの極上カプセルホテル」になる。この圧倒的な手軽さこそが、ライト車中泊を長く、気楽に楽しむための秘訣です。ネジ1本外さず、道具をポンと乗せるだけ。

    あなたも今週末、お気に入りのマグカップとマットを持って、N-BOXで大人の秘密基地を開設してみませんか?