
軽スーパーハイトワゴンって様々なメーカーが出されていて、軽自動車の中でもトップクラスに人気のあるジャンルの車ですよね。
「タント」と言えば、誰もが知っている、このカタチの軽自動車の元祖とも言える車種ではないでしょうか。
我輩も。実はタントの初期モデルを乗っていたし、娘が一番最初に乗り始めたクルマでもあります。
(これはあんまし関係ないか)
さてさて。
我輩が本格的に車中泊をやりだしたキッカケとなったクルマでもあるタントですが、もうだいぶカタチも今風と言いますか。
調べてみると大分変ってましたね(^^;)
そして、いまだに人気が衰えることなくベスト5に名を連ねている「タント」での理想のライト車中泊について、くわしく解説しております。自宅にあるもので車中泊をしていた時代をサポートしてくれたタントでの車中泊。
そして、ガチ車中泊仕様車にして失敗を経験した我輩が、この軽スーパーハイトワゴン「タント」の理想の車中泊についてまとめていますので、最後までじっくり読んで頂ければと思います(^^)b
記事の執筆者:匠 考太郎(たくみ こうたろう)
おもに車中泊を主とするアウトドア関連の記事を執筆している自称”車中泊ライター”。ライター歴4年目になる副業ライターで、自身も半車中泊生活を送っている。
本業はコンビニ店長、アニメをこよなく愛し、仕事が終われば車内に引きこもり自分の時間を有意義に送る生活をしつつ、たまにフラッと車旅に出かける。仕事の執筆も車内で行う引きこもり中年オヤジ。
- タントは「移動するマイルーム」ではなく「移動するテラス」である
- タントがライト車中泊に最強な3つの理由
- 常設ベッドを積まない贅沢。「タントでライト車中泊」を叶える置くだけ設営のリアル
- ミラクルオープンドアを100%活かす「ライト車中泊の楽しみ方」
- タントでライト車中泊をするときの注意点
- まとめ:日常の相棒「タント」で、いつでも非日常へ飛び出そう
タントは「移動するマイルーム」ではなく「移動するテラス」である

「車中泊を始めてみたいけれど、ゴツいベッドキットを組むのは面倒だし、普段使いで不便になるのは嫌だ……」
そう考えているなら、ダイハツ・タントは最高の相棒になります。
ガチガチの常設ベッドは作らない。
必要なときだけマットを敷き、大開口のドアから外の風を感じる。
普段使いの利便性を1ミリも犠牲にしない「引き算のライト車中泊」の魅力を我輩の経験を元にお届けします。
タントの持つ特徴や魅力
タントの車中泊における最大の強みは、単なる車内の広さ(室内高1,370mm)だけではありません。引きこもりオヤジの私が惚れ込んだ、他の軽自動車にはない独自の魅力が3つあります。
① 唯一無二の「ミラクルオープンドア」が作る移動式テラス
助手席側のセンターピラー(柱)をドアに内蔵した大開口部は、タントだけの特権です。
スライドドアを開け放つだけで、車内が一気に景色の良い「移動式テラス」に早変わりします。車内に籠もるのではなく、外の空気や景色を贅沢に取り込む開放感は、軽ワンボックスには真似できないタントだけの大きな魅力です。
② 運転席・助手席の「ロングスライド」で車内移動が自由自在
タントはシートが前後に大きく動くため、車内のレイアウト変更や移動が驚くほどスムーズです。
運転席を最大540mm、助手席を380mmスライドさせれば、前席から後席へのウォークスルーも楽々こなせます。雨の日や深夜に、わざわざ外に出ることなく車内で寝床の設営や移動ができるのは、実用面において非常に大きなメリットです。
③ 頼れる「DNGAプラットフォーム」と最新の安全装備
ダイハツの新世代クルマづくり「DNGA」による高剛性ボディのおかげで、走行時の安定感が抜群です。
風の強い高速道路や山道でも、背の高い軽自動車特有のフラつきが抑えられ、旅の移動が疲れません。さらに、予防安全機能「スマートアシスト」が全グレードに標準装備されているため、見知らぬ土地への長距離ドライブも安心して楽しめます。
内の高さ(室内高)だけでなく、
「外とつながる開放感」
「圧倒的な車内動線」
「旅の道中の安心感」
という3つの要素が組み合わさることで、タントは最高のライト車中泊カーになっています。
タントの基本スペック
では、実際の数値的に見てみてみましょう。
下記にくわしく基本スペックを表にまとめてみました。
[基本スペック]
| 項目 | ノンターボ(NA) | ターボ |
|---|---|---|
| 最高出力 | 52ps | 64ps |
| 最大トルク | 6.1kg.m(60Nm) | 10.2kg.m(100Nm) |
| 燃費(WLTCモード) | 21~22.7km/L | 20~21.2km/L |
| 全長 | 約3395mm | 約3395mm |
| 全幅 | 約1475mm | 約1475mm |
| 全高 | 約1755mm~1775mm | 約1780mm~1775mm |
| 室内長 | 約2125mm | 約2125mm |
| 室内幅 | 約1350mm | 約1350mm |
| 室内高 | 約1370mm | 約1370mm |
大人の男性が足を伸ばして熟睡できる広さ
このスペック表を見て注目してほしいのが、2,125mmという圧倒的な「室内長」です。
軽自動車の限られた規格のなかで、これだけの長さが確保されているため、助手席と後部座席を倒してフラットな状態にすれば、身長180cmを超える大人の男性でも膝を曲げずにまっすぐ足を伸ばして寝られるスペースがしっかりと生まれます。
さらに、室内高(天井の高さ)も1,370mmとゆとりがあるため、寝返りを打つときはもちろん、床に座って起き上がった状態でも頭が天井にぶつかりません。大柄な男性が一人で「引きこもる」には十分すぎる、贅沢なプライベート空間が完成します。
でも車を維持するのって、税金や車検代が不定期に飛んでいって家計の管理が大変ですよね。
もし『毎月完全にフラットな出費』に抑えられたら、車中泊の旅費にも余裕が生まれます。そんな賢い車の乗り方をこちらのリポートにまとめました!
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タントがライト車中泊に最強な3つの理由

「ライト車中泊」を快適に楽しむ上で、タントにはライバル車を一歩リードする強力な武器があります。
我輩が実際に太鼓判を押す、タントが最強である3つの理由を深掘りしていきましょう。
理由①:唯一無二の「ミラクルオープンドア」
タント最大の代名詞といえば、助手席側のセンターピラー(柱)をドアに内蔵した
「ミラクルオープンドア」
です。
前後のドアを全開にすると、最大1,490mmという驚異的な大開口部が出現します。
車中泊の天敵である「車内の狭さからくる圧迫感」とは無縁で、車内にいながら外の景色と一体になれる開放感はタントだけの特権です。
お気に入りのロケーションに車を停め、ドアを全開にして風を感じながらコーヒーを飲む。これだけで、ガチガチのキャンピングカーにも負けない「贅沢な移動式テラス」が完成します。
理由②:助手席ロングスライドが作る「贅沢な足元空間」
タントの助手席は、前後に最大380mmも動かせる「世界初(※採用当時)のロングスライドシート」を採用しています。
この機能を活かして助手席を最前方にスライドさせれば、後部座席との間に大人が余裕で立てるほどの広大な足元スペースが生まれます。
この空間が車中泊でどう役立つかというと、
「荷物置き場」
「着替えスペース」
として大活躍するのです。
寝床を作ったあとに、置き場に困ったバックパックや靴をこの足元空間にすべて逃がすことができるため、寝るスペースを1ミリも圧迫しません。
雨の日に外へ出ることなく、車内で楽に着替えができるのも大きな強みです。
理由③:低い床面(低床設計)
タントはステップの地上高が約359mm(4WD車は約369mm)と、非常に低く設計されています。
この「低床設計」のおかげで、夜間の暗い場所や足場の悪いアウトドアシーンでも、車内への乗り降りが驚くほどスムーズで安全です。
さらに、床が低いということは、それだけ天井までの高さ(室内高1,370mm)を限界まで広げられているということ。
床に直接マットを敷いて座っても、頭上に圧倒的なゆとりが生まれます。
車内で背中を丸める必要がなく、リラックスして読書やスマホいじりを楽しめるのは、大人の引きこもり旅において最高の癒やし要素になります。
でもぶっちゃけ、新車を普通に買うのはハードル高いですよね。
我輩も色々調べたんですが、今の時代は『カーリース』という選択肢がめちゃくちゃ現実的でお得だと気づきました。
お小遣い制で頑張るパパさんの目線でガチで比較したお得な裏ワザ記事、よかったら覗いてみてください(^^)
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常設ベッドを積まない贅沢。「タントでライト車中泊」を叶える置くだけ設営のリアル

軽ワンボックスのように
「頑丈なウッドベッドを組んで部屋を作る」
のも魅力的ですが、普段の買い出しや街乗りでシートが使えなくなるのは困りものです。
我輩は「やめとけ!」と声を大にして言いたい。
あとで後悔するのがオチだと。。。
そこで引きこもりオヤジが推奨するのが、常設ベッドを持たない
「引き算のレイアウト」
です。必要なときにだけサッと寝床を作り、普段は100%いつものタントに戻せる。そんなスマートでライトな車中泊の設営手順を、3つのステップで紹介します。
助手席側をフルフラットに!タントで作る極上のソロレイアウト
まずは基本となるシートアレンジです。タントで1人で寝るなら、助手席側を縦一列に倒すソロレイアウトが最も効率的です。
これで、フロントガラスからバックドアまでが一直線につながる、縦長の就寝スペースが完成します。
至極簡単(笑)
運転席側はシートを起こしたままにしておけるため、運転席を「リビング(くつろぎ席)」、助手席側を「ベッド(寝床)」と完全に分けることができるのも、このレイアウトの素晴らしいところです。
段差を埋めて「置くだけ」!インフレーターマットの選び方
シートを倒しただけでは、どうしても助手席の背もたれと後部座席の間に大きな段差や隙間ができてしまいます。
ここにそのまま寝ると、翌朝は間違いなく体がバキバキになります。
これを解決するのが、匠流の「置くだけ」段差解消術です。
だけです。
タントの段差は比較的大きいため、5cm厚のマットではシートの硬さを拾ってしまいます。
だから、8cm〜10cmの厚みがあるマットを選べば、クッションで埋めきれなかった細かな凹凸を完全にシャットアウトし、自宅のベッドと変わらない極上の寝心地を手に入れることができます。
☆匠オススメインフレーターマット
軽自動車の助手席幅は、大体55cmくらい。
この幅にマットが入らないといけない。
そして、段差を感じさせない厚みが必要。収納性抜群でなおかつ自動膨張なら設置も楽チン♬
我輩が理想だと感じるライト車中泊にはこのインフレーターマットが一番のオススメです(^^)
広大な足元スペースをフル活用!車中泊時の荷物の逃がし方
「寝床を敷いたら、荷物を置く場所がなくなった……」
というのは、軽自動車の車中泊で最もよくある失敗。
しかし、タントならその心配はありません。
第2章でも触れた
「助手席ロングスライド」
「広い足元」
がここで生きてきます。
寝る前に、運転席を一番後ろへ、助手席を一番前へスライドさせておきます。
こうすることで、運転席の後ろの足元や、助手席のシート下の隙間に広大なデッドスペースが生まれます。持ってきたバックパックや着替え、クーラーボックスなどの荷物は、寝る前にこの「足元空間」へすべて逃がしてしまいましょう。
靴も助手席側の足元に置いておけば、夜中にトイレへ行くときもスムーズです。寝床の上にはスマホとランタン以外何も置かない。
この引き算の収納術によって、軽自動車とは思えない広々とした就寝スペースを朝までキープできます。
『車中泊はしたいけど、まとまった貯金を崩すのは怖い……』
それなら、毎月のお小遣い感覚で新車に乗れるカーリースがおすすめです。手元の現金を残したまま、賢く車中泊生活を始める方法をまとめました!
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ミラクルオープンドアを100%活かす「ライト車中泊の楽しみ方」

タントの寝床と荷物置き場が完成したら、いよいよお楽しみの時間です。
ここでは、他の車では絶対に真似できない、タントならではの「大開口部」をフルに活かした贅沢な過ごし方を紹介します。車内にただ籠もるのとは一味違う、開放的なライト車中泊を満喫しましょう。
外の景色を取り込む!車内を「移動式テラス」にする過ごし方
景色の良い道の駅やRVパーク、キャンプ場に車を停めたら、助手席側のミラクルオープンドアを思い切り全開にしてみてください。
目の前に広がる海や山、夕焼けの景色が、まるで一枚の大きな額縁に収まった絵画のように車内へと飛び込んできます。
お気に入りの音楽を小さな音で流しながら、バーナーで淹れたコーヒーを飲む。
あるいは、地元のスーパーで買い込んだ惣菜を広げて地酒を一杯引っかける。
ドアを開け放つだけで、窮屈な軽自動車の車内が、風の通り抜ける極上の「オープンエアテラス」へと変身します。
この圧倒的な
「外とつながる感覚」
こそが、引きこもりオヤジがタントの車中泊を激推しする最大の理由です。
まあ、我輩の場合、大好きなアニメを見るか、映画を楽しんでるんですが(^^;)
車のスピーカーって純正でも結構良い音出るじゃないですか。
i-Pad(Windowsタブレット)をデッキとBluetoothで繋げて、映画を見るんですよ。車のスピーカーって4スピーカーだと4方から音が出るから、まるでプチ映画館のような感じで楽しむことができるんですよ(^^)
快適性が跳ね上がる!虫対策とプライバシーを守る便利アイテム
ミラクルオープンドアは最高に気持ちが良い反面、開けっぱなしにしていると
「外からの視線」
「虫の侵入」
が気になりますよね。
特に夏場や夕暮れ時は、対策なしだと快適な時間が台無しになってしまいます。
そこで、ライト車中泊の快適性を一気に跳ね上げる、大げさじゃない「後付けアイテム」を2つ紹介します。
① タント専用の「サイドメッシュカーテン(網戸)」
助手席側のドア枠にマグネットなどで簡単に装着できる網戸です。心地よい夜風はしっかり車内に取り込みつつ、蚊や羽虫の侵入を完全にシャットアウトしてくれます。
② ワンタッチで着脱できる「マグネット式遮光カーテン」
夜間に車内で明かりをつけるときや、就寝時はプライバシーの確保が必須です。
周囲の目を気にせず、一人の引きこもり空間に没頭できます。
大開口の開放感を味わい尽くし、夜はカーテンを閉めて自分だけの秘密基地に引きこもる。このオンとオフの切り替えが、タントなら指先ひとつで自由自在に楽しめます。
タントでライト車中泊をするときの注意点

タントはライト車中泊に最高の相棒ですが、実際に夜を過ごすとなると、タント独自の構造ゆえに気をつけるべきポイントがいくつかあります。
旅先で焦らないために、引きこもりオヤジが実践している2つの注意点と対策を頭に入れておきましょう。
注意点①:助手席側のフラット化による傾斜
第3章で紹介した
「助手席側を縦一列に倒すソロレイアウト」
ですが、シートを限界までリクライニングさせても、構造上完全な水平(真っ平ら)にはなりません。
どうしても助手席の背もたれ部分が少し盛り上がり、全体的に緩やかな傾斜や凹凸が残ります。車中泊で快適に眠るための鉄則は、「頭を高く、足を低くする」ことです。
タントのソロレイアウトの場合、車両の後方(バックドア側)に頭を向けて寝ると、シートの傾斜のせいで「頭が下がり、足が高く」なってしまい、頭に血が上って熟睡できません。
☆対策
寝るときは必ず「車両の前方(フロントガラス側)」に頭を向けて横になりましょう。
さらに快適にするコツとしては、助手席の盛り上がり部分を枕代わりに利用するか、少し厚めの枕をフロント側に用意すると、傾斜が自然な寝姿勢をサポートしてくれて驚くほど快適に眠れます。
注意点②:バッテリー上がり対策(ドアの開けっ放しに注意)
タント最大の魅力である「ミラクルオープンドア」ですが、景色の良い場所で長時間開けっ放しにしていると、車のバッテリーが上がってしまうリスクがあります。
最近の軽自動車は賢いため、ドアを開けたままにしていると車内のルームランプが自動で消灯する機能(消し忘れ防止機能)がついていることが多いです。
しかし、半ドア状態が続いたり、何度もドアを開閉したり、ナビの電源(ACC)を入れたまま景色に見とれていたりすると、気づかないうちに電力を消費してしまいます。
人里離れた道の駅や山奥のキャンプ場でバッテリーが上がると、大人の引きこもり旅が一瞬で大惨事に変わります。
☆対策①
ルームランプを「OFF」に固定する車中泊の場所に到着したら、まずは天井のルームランプのスイッチを「DOOR(ドア連動)」から「OFF」に切り替えましょう。
☆対策②
車内灯は車のバッテリーを1ミリも減らさないために、車内の明かりは車のライトではなく、乾電池式や充電式の「LEDランタン」を使いましょう。これだけでバッテリー上がりの心配は100%ゼロになります。
まとめ:日常の相棒「タント」で、いつでも非日常へ飛び出そう

ダイハツ・タントを使った「引き算のライト車中泊」についてお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
我輩は”初期型”だったので当時のタントは”スライドドア”なんてなかったもんだから、あまり参考にはならないと思ったので、新型タントでのライト車中泊というテーマでまとめてみました。
タントでの車中泊は、車内をゴツいベッドキットやウッドパネルで改造し、完全な「部屋」を作り込む必要はありません。
普段はいつもの買い出しや街乗りを快適にこなす「日常の相棒」でありながら、週末にマットを1枚ドンと敷くだけで、一瞬にして極上の「移動式テラス」へと変身してくれる。
この圧倒的な手軽さと割り切りこそが、タントを選ぶ最大の理由であり、大人の賢い選択です。
「ちょっと疲れたから、景色のいい場所で静かに引きこもりたいな」
そう思ったとき、大げさな準備なしでいつでも非日常の旅へ飛び出せる自由が、この車には詰まっています。今回ご紹介したシートアレンジや置くだけの段差解消術を参考に、あなただけの贅沢なテラスタイムをタントと一緒に見つけてみてください。