車上生活を送っている方は年々増えていっているそうです。趣味で車中泊や旅をしている人たちとは違い、生活に困窮し家を失い車での生活を余儀なくされる方たち。
我輩はまだ家を失うこともなく、何とか家庭を維持している状態ですが、生活困窮者であることは間違いないでしょう。
我輩の住む地域にも、度々目撃することも。
(自分も車中泊生活をしているので長時間停泊できる場所に居るわけだから、目撃頻度も高い)
2024年に入って。家族が我輩以外コロナに感染し、1週間くらい家に帰れなかったことがありました。
「車上生活ってこんなんなんだろうな…」
って実感した1週間でした。
今回の記事では、我輩が感じた車上生活の辛いところ。しんどいところをまとめてみました。
車上生活のココがしんどい!5選
我輩が半車中泊生活を送っているそもそもの理由は、本職がコンビニでシフトが不規則であることが理由だったわけですが、そんな生活を送っている状態でもクルマ生活はキツイと感じることが多々あります。
我輩の経験してきたことも踏まえて、キツイと感じている5つをまとめてみました。
その1:就寝時は身動きが取れず朝起きると身体が痛い
布団の上で眠るよりも、狭い車内での就寝は結構キツイです。一晩とか二晩ではそんなにでもないかもしれませんが、これが毎日続くとなると次第に身体に影響が出てきます。
「エコノミー症候群」
という言葉を聞いたことはある方はいらっしゃるのではないでしょうか。
エコノミー症候群とは、食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。 その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する恐れがあります。これがエコノミー症候群です。
我輩は今でこそシートを半分フルフラットにして寝袋で寝ていますが、それまで運転席でシートを倒した状態で仮眠を取っていました。
これで数年間、半車中泊生活を送っていたわけです。
なぜ、止めたのかというと、足に血栓ができ始めたからです。
膝から下の部分に数か所、血管が詰まっているのでは思われるふくらみや、毛細血管と思われる血の線が浮き出てくるようになりました。
それともう一つ、眠れなくなったこと。
理由はわかりません。どれだけ疲れていたとしても、眠れなくなってしまいました。
今の寝方に変えてからは眠れるようになったのですが、朝起きると身体が痛かったり、首凝りや肩こりに悩まされている状態が続いています。
狭い車内で寝袋に入って寝るとなると、封筒型の寝袋でも窮屈で寝返りも難しい状況で寝ているからだと思います。
これを毎日続けるのですから、身体への負担は徐々に蓄積していくんだと思います。
その2:車内スペースに限りがあり荷物が増えると居場所がなくなる
本格的に車中泊生活を楽しむようになってから、いろいろ装備を整えていく中で、逆に困ったのは荷物の量です。
とくにDIYしているわけでもなく、普通の軽自動車に装備を載せているわけですから、装備を整えれば整えるほど居住スペースがなくなっていく状態になっています。
車中泊で重要な部分、「収納スペース」をキチンと確保して整理整頓しないと駄目ってことですね。
よく、報道番組やYouTubeの動画で”車上生活者の実態”なんて番組や動画を見たことがある方は、車上生活者の車内の様子を見たことあるのではないでしょうか。
捨てるに捨てられず仕方なく車内に押し込むことしかできなかった家財道具。
そして生活するために必要なものなど。
本来、車中泊なら最低限の生活必需品で良いはずなのですが、車内で長期間生活するとなると荷物はどうしても多くなっちゃいます。
我輩の場合だと、かろうじで整理整頓を工夫しながらやりくりしている状態ですが、一つ間違えばたぶん居住スペースはすぐになくなってしまいますね(汗)
軽自動車は狭い(汗)
居住スペースはある程度確保できていないと、ストレスを感じるようになります。
「閉所恐怖症」
になっちゃうかもしれません。
もし、お金に余裕があって快適な車中泊生活をしたいのならば、普通車以上。ハイエース級のクルマをおすすめします。
その3:車内のお手入れをこまめにしないとカビが生える
車中泊生活を送っていると、自宅で過ごすかのように車内で過ごすようになります。
一番厄介?なのが「車内調理」とか「自炊」とかですね。
よくYouTubeの動画で「車内調理」の様子を見かけますが、車内調理で出る水蒸気とかはどうしてはるんでしょうか。
あと、車上生活者の方はどうしてはるんやろ?
とか考えてしまいます。
我輩の場合、コンパクトバーナーを使ったり、弁当型炊飯器でお米を炊いたりします。
当然、大量の水蒸気がでるわけで。
ガスも使っているため一酸化炭素中毒の対策も必要です。
車載換気扇をフル回転させても大量の水蒸気は全て吸い込んでくれないので、車内清掃が大変なのです。
ほかの記事を見てくれた方はご存知の通り、我輩は一度カビを発生させてしまっているので、もう後処理が大変でした。
最近は、こまめに換気と清掃を心がけています。
ズボラな我輩には、これが結構しんどいです(^^;)
その4:夏は暑さと。冬は寒さとの戦いになる
我輩の乗っているタントはもう冷暖房が効かないため、夏は暑く冬は寒いです。
まあ、冷暖房が機能していたとしてもガソリンを炊いて冷暖房をかけて過ごすなんてことしませんがね。
ときに生命の危機を感じることもしばしば。
体調を壊したことも何度かあるわけで。まさに車中泊生活を送っている人には夏と冬は厳しい季節と言えるでしょう。
我輩の場合、夏は車内温度が危険レベルになる昼間に車内に居ることを極力避けています。
夜間はひたすら冷風機のみで耐える。
冬の寒さ対策は、結構装備品を整えました。
「冬用の寝袋」
「防寒着」
「電熱ブランケット」
「電気毛布(最近買いました)」
「窓の断熱材対策」
車内温度を暖める対策は、今のところコンパクトバーナーのみです。
ただ運転中は、ほぼ全ての装備品を使うことができないため、手足がかなり冷たいです。
足の指はずっとしもやけ状態。
(凍傷にならないか不安です)
手にはカイロを握りしめています。
その5:意外に何かとお金がかかる
車中泊生活って意外にお金がかかります。そりゃまあ家賃は払わなくても済む分安上がりなのかもしれません。
我輩の車中泊生活で消費しているお金・生活費を細分化すると以下のようになります。
こんな感じかな(^^;)
洗い物が”基本”出来ないので食器は使い捨て。ケトルや炊飯器はお湯で流して除菌シートで拭きとっています。
入浴はできたら2日に1度。
洗濯は3日分を一気にまとめ洗い。というか着替えは3日分しか持っていません。
それ以上は荷物が増えるから必要ない。
一番お金がかかってるのはやはり食費。2~3万円くらい使ってると思う。
(タバコ代含む)
「生活困窮者がタバコ吸うってどうよ?」
って思う方は多いと思います。これはごめんなさい(汗)
おっしゃるとおりです。
なかなか止められないタバコ。食べるものを削ってでもなぜか吸っている…。
これからも車上生活者は増える?
最近、政治関連のニュースが目に留まることが多くなりました。
そのニュースから知りえた情報では、自分の将来は不安しかありません。
現状の日本の状況を思うと、これからも生活困窮者や車上生活者は増えていくんだろうなって感じています。
ただ、我輩の状況は他人のせい。政治のせいではありません。
全て自己責任です。
そして、ただただ不安な現状を嘆いて、必死に現状維持を頑張っていても仕方ないこともわかっています。
我輩も、片足突っ込んでいる身です。(ほぼ全部に近いのかもしれない)
だから、あがくだけあがいています。
ブログやったり。
YouTube始めてみたり。
ライターの仕事をしたりして、いろんなことやっています。我輩は何の取柄もない人間なので。今までいろんなことやってきました。
物販ビジネスとかもやったし(失敗した)。
ネットワークビジネスもやってみた(失敗した)。
もう今ではいろんなことやって一つでも身になれば「儲けもの」と思っています。
どーやら「ライター」の仕事はちょっと身になってきたようで。我輩には合っていたようですね(^^)
まとめ:生活困窮者から脱出するための術を身につける
今回の記事では、生活困窮者「匠」の車中泊生活で経験した「車上生活はココがしんどい!」と感じた内容をまとめました。
いやー車中泊は趣味でやるもんですよ(笑)
ホンマに。
我輩は気分を変えるためにも楽しもうと思って頑張ってますが。。。
我輩の車中泊生活の様子はYouTubeに動画にしていますので、良かったらご覧になって頂ければ幸いです(^^)
笑って頂けると幸いです。
そして、我輩のチャレンジを応援して頂けるとうれしいです。
「グッドボタン(^^)b」&「チャンネル登録」よろしくお願いしますm(_ _)m